
先日買った、「サドンデス・ソース」。使い方を会得した。
ウチのカレーライスを例にとると、基本の味は子供が小さいので「カレーの王子さま」レベル。これにサドンデス・ソースをひと振り入れると、「ボンカレー辛口」レベルになる。もうひと振り入れると、「Lee辛さ20倍」位に刺激が跳ね上がる。
…こんなこと、解ってどうすんだ?
週一で二振り位使うペースだと多分使い切るのに1年以上…。とほほ。筋金入りのおちゃめちゃん。
さて、今回は「再生コンサルタントって何やってるの?」ということでお仕事の中味をちょっと紹介。
その1.「取引の仲介」
事業再生中のクライアントを別の知り合い企業にご紹介した。クライアントにとって提案通りに話がまとまるとかなりまとまった金額の継続売上となる。
もちろん、Win‐Winでないといけないが、両社にメリットが出る形のものなのでなんとかまとまって欲しい事案だ。
第一ステージ(事業再編や債務カットなど外科的に処置する)のあと、第二ステージ(時間をかけて業績を改善する)に入るとこのような仕事も出てくる。
その2.「クライアントの現地見分」
過剰債務についてご相談があったお客様。
法的整理に進むしかないか…と算段していたところ、大筋スキームには同意いただいた。
あとはXデーを決め、齟齬のないように計画を進めることに主眼が移る。
そこで早いうちに現地を確認しておくことにした。
従業員さんの動きや設備、間取りなどをさりげなくチェックしていく。一通り会社を見せていただいた後は主だった幹部を交えて打ち合わせとなった。
その3.「自己破産…」
知り合いを通じて弊社に相談にみえた事案。
個人の自己破産までしないとダメか?というご相談だった。
すでに弁護士に相談しているのだが、弁護士からは全く内容についての説明がなく、淡々と手続きが進んでいくので「本当にこれでいいのか」と不安にかられて来社された由。
詳細に債務が発生した原因や返済可能額などを検討したが、結論はやはり、「破産」。ただしなぜ破産しかないのか、ここで破産する意味は?などについてみっちりご説明したため、非常にすっきりした表情でお帰りになった。
いくつか補助的なアドバイスをしたことで、気持ちも楽になったようで、帰りがけ「最初からここに来ればよかったよ」と言い残して帰って行かれた(この辺がいろいろな事案で置き去りにされる、破産者の「心のケア」)。
この面談は2時間。不振に陥った原因、債権者一覧、それぞれとの取引経緯、債務者の所有資産などを聞き取りすると簡単な事例でもこれくらいかかる。
面談でわかったのは過去何度も借金漬けになっては私的整理で切り抜けている、ということ。
半ばあきれながら「社長、借金好きなんだねぇー」と言ったら、「そうなんだよねがはは。」この辺から精神的な距離がぐっと縮まり、こちらも腹蔵のない所見を述べた。
このような仕事をこなしながらちらほら舞い込む再生事案に検討を加えていく。声が掛るだけでも感謝、感謝。
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「デス」つながりで…

「朝から『デス・ノート』かよ…」
でも、『デス・ノート』自体はすごく面白いコミックスでいったん読み始めるとちょっとした時間を惜しんで次を読みたくなる。
ラストは「え、ええぇっ」って終わり方だったけど。
「キラ様…」
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筆者山崎誠の経営する事業再生専門コンサルティング会社
株式会社 スター・ターンアラウンド・パートナーズ
筆者山崎誠が運営するネット書店 「街コンのビジネス家」