夕陽のようなそうでないような微妙な大通界隈の夕暮れです。こんな変な空を見上げるとなんとなく不安な気持ちがかきたてられます。
今日は「直感は当たるのか」というお話を。
「ムシの報せ」「胸騒ぎ」。
その辺、経営的にはどうなんでしょう?
損益分岐点やキャッシュフローの検証は理屈の世界ですからどちらかというと左脳の担当で理詰めで行くことになります。
普通、学校に上がって以降、主に左脳を鍛えることが学習の大半を占めることになります。
そして…(この辺、私の乏しい経験では確言できないんですが)左脳中心でいく間は右脳はお休み、ということになっているのでは?と思います。
ここでちょっと話を変えて…
デパートでスーツや靴を選ぶとき、(特に彼氏彼女にプレゼントするモノを選んでいる時)同じようなものの中で「ぱっ」と目に飛び込んでくる、「一目ぼれ」してしまうような商品ってないでしょうか?
その時には、理屈は後回しでそのスーツなりの「触った感じ」「色合い」「気品」そう言ったものが相手にジャストフィットだ!と「直感」した結果ではないでしょうか。 …つまり、原材料がどうした、とか○回の分割で買えるとか、そんな理屈ではなく、右脳優位で決めていると思います。
経営も同じで理屈のみで考えるとこの辺の「質感」に当たる部分が薄れてしまいます。
右脳=直感で「イケる」と大まかに判断した後に、左脳でみっちり検証をかけるのは重要ですがまずは直感を大事にすべきではないかと思います。
将棋のプロ棋士も対局中、次の一手を考えている時は右脳が活性化し、手が見つかったところで活性化している部分は左脳に移り、高速で打ち間違いではないかどうかの検証をする、という繰り返しをしながら勝負を進めるそうです。
もう一つ思うのは、右脳=直感は、
「間違えるときがある」ということです。
しかし、私はその精度を上げることはできるのではないか、と思っています。
右脳=直感は生まれてからいままでの雑多な経験をデータベースにして判断を下している、と感じます。
すなわち、そのデータベースが豊富で偏りが少なければ、アウトプットとして出てくる直感も正確が増すのだろう、と。
そしてそのためには、目に入ってくるもの、耳に入るものをきちんと認識すること(普段見慣れたものは実は目に入っていても認識されないケースがあります。奥さんの髪型が変わってもわからない、など…)、一歩進んでどんどん新しい刺激を受けること(未知の作家やミュージシャンの作品に触れる、旅行をする、など)、単純に目で見るのではなく、五感で感じる、などをしていけば結果として直感の精度はかなり上がると思います。
そして今日もワンぽち、お願いします!↓
↑ここをこりっ、とね!
筆者山崎誠の経営する事業再生専門コンサルティング会社
株式会社 スター・ターンアラウンド・パートナーズ
筆者山崎誠が運営するネット書店 「街コンのビジネス家」
筆者のブックログ「再生コンサルタントの書棚/CDケース」
筆者のもう一つのブログ「ターンアラウンドマネージャー本日のお楽しみ」
その時、