連休、「こってり本を読むぜ!」とT社員に言い残し、大量の書籍を持って帰ったものの、4冊位しか読めず…

 まずは、岡田斗司夫氏の「オタク学入門」。

 岡田氏といえば、こちらの本を先に読んでしまっていたのですが、

 この本もすごい本でした。(117キロの体重を半年で半減させた)

 詳しくは申しませんがその方法がなんともオタクらしいものでした。(こだわりと理屈だらけで…)



 では、おおもとの、「オタク学」って何?ということで本を買いました。書店で文庫版が並べられているのを見て手に取りました…オンラインショップでは自主的には絶対探さない本ですね。

 とりあえず思い込みを排して読んでみるとこれが面白いんです。

 詳しくは(切がないので)述べませんが、

 「歌舞伎や能の面白みというのは本編に対する深い理解があるが故に、出演者の癖やアドリブを理解できる、『粋』『通』というレベルに行き着く。現代日本の代表的な文化と言われる漫画やアニメをそのレベルで語っているのはオタクのみ」

 「オタクとはマニアではない」と聞けば少し誤解も晴れるでしょうか。

 続いてイタリア物2題。




塩野 七生
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 時代はどうやって変わっていくのか?というのは私にとって興味のあるテーマでしたので(カイシャがどんどん変わっていけば最終的に価値観も変わって、ついでに時代も変わってしまうんじゃ…?という願望から)過去のお手本、ルネッサンスについてちゃんと勉強してみようということで。

 ルネッサンスといっても地域(フィレンツェとヴェネツィアでは成り立ちが違う)、や時期によって性格が違うとか、実はローマ教皇はルネッサンスを加速させた立場だった、など、勉強してみにゃわからないことがらが一杯でてきていました。

 その次が「マキアヴェッリ語録」です。

 これも読んでみて初めて理解できる部分がいっぱいありました。政治とは?統治とは?戦争とは?征服するとは?がすごく解りやすく書かれています。

 著者の塩野七生氏いわく、「もともとマキアヴェッリは非常に解りやすく、平易に政治を説いた人で原著にもほとんど注釈がない位、常識的なイタリア人ならすっと読める人である。したがって『要約』ではなく、色々なマキアヴェッリの著作から『抜粋』を行うことでその思想を、論点をできるだけ壊さないよう一冊にまとめた」本です。

 人間ってナンボも進歩していないのね、ということがよくわかる一冊です。政治を志す人ならこの本は必読…と思います。

 それからもう一つ大事なことを感じましたが…それはまた次の機会に。



 さ、連休明け、今週もがんばりましょう!




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