
キャラクターものの食品はいろいろとあるけど、これは目を引きます。
「鬼太郎ラーメン」。

砂かけ婆の薬味…
「刺激を調節できるのじゃ!」
週の初めから変なモノを出しちゃいましたが今日は事業再生におけるファイナンシングについて。
事業再生を必要とする企業は資金繰りに詰まって相談に見えます。
再生を進めるにあたってどれくらいの時間を確保できるかどうか、が最初に見定めるべきポイントになります。
つまり、お金のない中ですがなんとか資金を捻出して時間を稼ぎ、その許された時間の中で経営を改善する、というストーリーになります。
①資金化できるものはあるのか
大口の売掛の入金予定があるか、売却可能な資産があるかどうか、など。小売業の場合など不振店舗の閉鎖によって在庫が浮いたりするのも計算に入れます。
②リスケジュール
それでも資金が回らないときは金融機関にリスケジュールを依頼します。ただし、元金返済を6か月止めるのが限界で、リスケジュールを実行した時点でその会社の債務者区分が自動的に下がり新規の資金調達はできなくなりますので使えるのは1回だけ、ということになります。
これで浮かせられる資金は当然のことながら返済予定額のうちの元金部分に限られます。浮く資金と向こう6か月の資金繰りをよく検討する必要があります。
③コストカット
人件費負担が大きい会社さんであれば1年限定で給与の一部をカットする提案も有効です。
しかし、注意しなければいけないポイントはコストカットだけでは会社は立ち直らないということで、あくまでも一時的な資金捻出の手段として割り切ること(=苦しいからと言ってカットを恒常化しないこと)です。従業員さんの身になって考えればわかると思いますが、期限なしで給料を減らされるのはツラいことですし士気がさがります。
で、本題ですが、
④新金融手法
ABL(売掛金担保融資をはじめとして、棚卸資産などを担保として融資を行うこと)や、車両流動化など、借入の見返りとして今まで使っていないものを使って資金調達する手法です。
5000万円程度から、比較的小口の調達にも応じていただけます。金利は高めですが何にも代えがたい「時間を買う」コストと割り切ります。
どんなポテンシャルのある会社さんでも目先の資金詰まりを解消できなければ破たんに進まざるを得ません。
また5億円以上ならメザニン融資、数10億円以上のロットであれば再生ファンドの利用も可能になってきます。
弊社はこれらの分野において提携関係のある会社様や過去にご相談をさせていただいた実績のある会社様など複数のコネクションがあります。
ということで自分の判断で「もうダメ」とあきらめず、とりあえず弊社までご相談ください!。
「なんとかできないのか」という視点で知恵を出します。
今週から全道セミナ―ツアー開始します。そんな私に「わんぽち」お願いします。
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筆者山崎誠の経営する事業再生専門コンサルティング会社
株式会社 スター・ターンアラウンド・パートナーズ
筆者山崎誠が運営するネット書店 「街コンのビジネス家」
筆者のブックログ「再生コンサルタントの書棚/CDケース」