もみじまんじゅう 先日、SRC広島支部の設立総会に参加しました。

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 そして、ほどなく、深山広島支部長から銘菓「もみじまんじゅう」が!

 箱にはいってた説明書を拝見すると、いただいた一番スタンダードな「こし餡」のほか、各種あるようです

 「つぶ餡」、「抹茶」、「カスタードクリーム」そして「チョコレート」なんてのも。

もみじまんじゅう2 もみじまんじゅう、奥が深いようです…






 さて、昨日の続きにもなりますが、「お客様、それは事業承継ではありません」というお話を。

 最近、お上(経済産業省や北海道庁)の音頭で「中小企業の承継の道筋をつくり、相当数に上ると思われる後継者難による廃業を回避する」、いわゆる、事業承継はやりです。

 事業承継に関していろいろな統計があり、道内の実情を把握すべく弊社でも調査を行っていますが、道内にも「後継者がいない」という理由で事業の継続が難しいとしている法人が多数あると思います。

 そこで、「やる気のある、若い後継者をあっせん」などのマッチングサービスが登場してくるわけです。

 でも昨日のM&Aのお話に続いてここでもポイントが微妙にずれています。承継できない原因が「後継者がいないから」ではない事案が相当数あると考えられるからです。

 つまり、「継がせたいがこの収益力では将来性に自信を持てない」「現状抱えている借金を息子に抱えさせるわけにいかない」という理由で自分の子供がいたとしても「会社を渡せない」という層が多数存在します。

 これを「事業承継の皮をかぶった事業再生」と私は呼んでいます。

 本当に解決すべき問題点は、

 「収益力のアップ」であり、

 「過剰な債務の整理」であり、

 要はその企業の再生であるはずです。

 つまり、今その会社を事業再生しない限りその会社を承継させることはできない、ということになるのです。

 そしてこれらの会社群はすっぽりとエアポケットにはまりこんでいるはずです。

 表面上はさほど差し迫ったキャッシュ不足に襲われているわけではない。

 経営にすっかり手を入れなければならないが、ジャストフィットな相談相手がなかなかいない。

 弁護士など法務の専門家は遺言書の形式など法的な整合性などを見ます。

 会計事務所のアドバイスは往々にして相続税負担を少なく、という視点からのものです。

 経営コンサルタントも有効なアドバイスをできる方は少ないのでは、と考えます。単純に売上増強や人材活用など単品のコンサルティングで対応できるレベルのものではなく、モノが「事業再生」だからです。

 今年後半にかけて、この「事業承継の皮をかぶった事業再生」に手を掛けるビジネスモデルを構築したいと思います。(弊社は民間会社ですのでビジネスとして採算を合わせられるかどうかが重要なポイントになります)

 今般ご案内した「経営者の自宅防衛スキーム」が滑り出した後にこれをビジネス化したいと考えています。






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 筆者山崎誠の経営する事業再生専門コンサルティング会社
 株式会社 スター・ターンアラウンド・パートナーズ
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