資料館の桜 一昨日通りかかった、札幌市資料館脇の桜です。

 「早い桜はこのとおり満開です」って書こうと思ったら、その日が正式に札幌の桜開花宣言の日だったそうで…。

 この数日暖かい日が続いていましたので桜も咲こうというものです。

 桜と言えば、東京にいた頃、ひと通り桜の名所を見て歩きました。九段下、池上本門寺、などです。

さくら2 東京の桜は咲く勢いが北海道とは違っていて本当に見事でした。

 北海道だと花に交じって葉っぱがでてきますので花の色一色とはいかないのがちょっと残念。





さくら3 青い空をバックに咲く桜の花。

 きれいですねー。

 花見したいですねー。






 さて、今日は、

 「それは本当にM&Aですか??」というお話です。

 弊社は事業再生の一環として中小企業のバリューアップや事業再編も行っています。

 そのつてでたまに、「M&Aで○○事業の買い手はいませんか?」「仲介してくれませんか?」というご依頼を受けます。

 そこで…

 気を付けているのが「本当にM&Aの事案なのか?」ということです。

 経営者の方はいろいろなセミナーや経済誌、経済関連のTV番組で「M&A」という言葉をご存知です。

 そして最近目につくのが、「事業不振の帳尻を一挙にあわせようとして『M&A』と言っている」ケースです。

 つまり、会社が不振なことについて手を入れられない経営者の方が「じゃいっそ会社ごと売るか」という安易な発想で金融機関や会計事務所に相談します。

 相談を受けた側は受けた側でM&Aが成功裏に成約した場合にはまとまったフィーになることを知っていますので一所懸命に買い手を探すことになります。

 しかし…

 そのM&Aで売ろうとしているのは「業績不振部門」であり「借入過多の部門」です。

 よほどの独自技術がなければ魅力に乏しい事業です。

 ご希望どおりM&Aに出したとしても「会社分割をして負債を元の会社残した形で吸収合併」「営業譲渡のみ受けたい」という結末になる可能性が高いと思います。

 M&Aは業績不振の帳尻あわせにはなりません。

 M&Aで「売れる」会社にするためには今の会社を事業再生して収益力のある、価格のつく会社にすることが必要なのです。

 

 
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 筆者山崎誠の経営する事業再生専門コンサルティング会社
 株式会社 スター・ターンアラウンド・パートナーズ
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