ケプロン 大通り公園10丁目にある銅像です。

 ホーレス・ケプロン博士。道民なら小学校で習うハズ。

 ケプロン博士は1871年、渡米中の黒田清隆に懇願されて当時アメリカ政府の農務長官だった地位を辞し、ほとんど未開の地であった北海道に来ました。帰国するまでの4年の間に、「麦作」「水産品の加工」「交通網の整備」など重要な提言を多数行いました。「来い」と言った黒田、職を辞して「それに応じた」ケプロン。いったいどんな会話が交わされたんでしょう…

 そんなことを考えながらケプロンの銅像を見上げました。

 そしてケプロンの銅像はどんな北海道、どんな札幌の未来をこれから見ていくのでしょうか?

 4月の初め、社会保険庁から、「メタボ検診」の案内がありました。弊社ではまだ社員さんのお二人は派遣なので該当者は私だけ。(そもそも社員さんたちはその年齢に達していませんし)

 事業再生で弊社にご相談に見えられるケースではどうしても手を打つには遅いケースが多くなります。これは弊社だけの傾向ではなく、先日「ターンアラウンドマネージャー」誌の座談会でお話させていただいた、州山先生も同じようなことをおっしゃっていました。

 事業再生では人間の健康と同じく、早期発見・早期治療が重要、とされます。

 再生つながり、ということで奇しくも、現在財政再建中の夕張市で元の夕張市立病院を引き継ぎ夕張希望の杜診療所の運営にあたっている村上智彦医師。この村上医師が以前在職した北海道瀬棚町の診療所で、「病気ではなく健康のプロに」というコンセプトのもと、村上医師が健康講話など予防医学に注力した結果、同町の老人医療費を実際に減少させることに成功した、という例があります。

 弊社に送られたメタボ検診の通知を見て、

 「企業経営においても予防…つまりメタボ検診のようなものがあればなぁ」などと思いめぐらしたのでした。



 アップが遅れてすみません。今日もワンぽち、お願いします!
 blog ranking
↑ここをこりっ、とね!
 筆者山崎誠の経営する事業再生専門コンサルティング会社
 株式会社 スター・ターンアラウンド・パートナーズ
 筆者山崎誠が運営するネット書店 「街コンのビジネス家
 筆者のブックログ「再生コンサルタントの書棚/CDケース
筆者のもう一つのブログ「ターンアラウンドマネージャー本日のお楽しみ」