写真は日曜日の朝、アンパンマンやっている間に作った親子丼。家族分を作る。材料が同じなので玉ねぎを切るときの気分でオムライスになったりする。「はらぺこあおむし」って絵本をご存知だろうか?
この絵本、名作の部類に入っているのでお子さんがいる方なら多分ご存知かも。
その絵本に…
DVD版がある。日本語吹き替えの語りはさだまさし。
本編の後、「うたがみえる」という短編がついている。作者・エリック・カール氏自身の、「私には音が見えます。音に色がついて、踊りだすのです」という語りのあと、バイオリン曲に合わせて画面いっぱいの色彩のダンスがはじまる。
「はらぺこあおむし」はすごく色彩がきれいな絵本だが、やはりこういう人は音や匂いが「見えてる」んだろうな。
まだまだ私、感じ方が弱い。うん。
さて、今頃、「ハゲタカ」の話。知らない人のために…
「ハゲタカ」は不良債権を買い叩き、高値で売り抜ける外資ファンド「ホライゾン」に務める「鷲津」(大森南朋)、債権を売った側の銀行員「芝野」(柴田恭平)、鷲津の銀行員時代の貸し渋りがもとで父が死に追いやられたテレビ記者「三島」(栗山千明)という設定のドラマ。
ギャラクシー賞なども受賞している、骨太なドラマ。当初は2007年3月に放送された。
見せ所はリアルな不良債権処理の現場。セリフの中で飛び交う金融用語がさらにリアリティを増す。
今日は録画しておいた第一話を見ただけだが、この手の笑うところが一切ない、シリアスなドラマをやらせるとNHK,いい仕事する。
その第一話では老舗旅館の債権がホライゾンに譲渡される話。結局、鷲津の要求した、「2億円で旅館を買い戻せ」という要求に応えられず、債権はホライゾンからさらにほかのファンドに転売され、万策尽きた社長は死を選ぶ。(この社長役が宇崎竜童で…NHKならではのキャスティング)
でも不良資産と化したゴルフ場を売却し、本体の旅館の担保付け直して出口融資を2億円つければいいんだからそんなに難しい話ではないような…?鷲津も30億円で債権転売してた(=ゴルフ場込みで?30億出す買い手がいたということ)ことだし。
私が脚本家だったら、
「宇崎竜童、ここで札幌のSTP(弊社のことですよ)に電話する」
と展開させるところだが。
死ぬなよ、竜童。
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筆者山崎誠の経営する事業再生専門コンサルティング会社
株式会社 スター・ターンアラウンド・パートナーズ
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