大丸札幌店のエレベータから、JRタワー内を見た画です。JRタワー、5周年だそうで。
さて、今日は事業再生コンサルティングについて、「どこに視点を置くか」というところについて。
事業再生コンサルティングは、以前にも書きましたが、「販売促進」「組織活性化」「ファイナンシング」「金融機関折衝」「経営者に対するコーチング」「励まし」「税務コンサルティング」などの複合体です。
最終的にどういうスキームを組むかについてはこれらのものをすべて横にらみにして最良のものを選んで行きます。
ひとつの視点からではなく、いろいろな切り口から見ること、しかも中まで輪切りにするように見ること、が必要になります。
会社を人に例えるとCTスキャンでいろいろな切り口から切ってみて断面を見る、というイメージでしょうか。
実際には会社をCTスキャンできるような便利な機械はありませんので再生マネージャーがそれまでの経験とイマジネーションでその会社様を頭の中でぐるり、と輪切りにすることになります。
そこで正確な「会社のCTスキャン画像」を得るためには、
1.会社の資料を素直な目でじっくり見る(ここはこんな会社だろう、とかこの人はこういうタイプの経営者のはずだ、という予断を持たずに見る)
2.経営者や幹部の話を聞く(1.と同様に予断を持たずに素直に聞く)
のが大事だと思います。
特に2.については、私、ついついしゃべってしまうタイプなので(以前書いたようにティーチャ―タイプでセミナーなどが大好き)特に気をつけるようにしています。
2.については、相手の方に「自分の頭の中にある順番で思いのままにしゃべって下さい」とお願いします。話の順番や言葉の強弱から、
「その方が一番言いたいこと」が浮かぶ場合があるからです。
適当に短い質問をはさみながら、
「言いたいことがなくなるまでしゃべっていただく」のが原則だと思います。
最近は以前にも増して面談が多くなってきています。
面談を受ける、私はこんなことを考えながらお話を聞いています。
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筆者山崎誠の経営する事業再生専門コンサルティング会社
株式会社 スター・ターンアラウンド・パートナーズ
筆者山崎誠が運営するネット書店 「街コンのビジネス家」
筆者のブックログ「再生コンサルタントの書棚/CDケース」
筆者のもう一つのブログ「ターンアラウンドマネージャー本日のお楽しみ」