でっかい青虫ではありません!弊社オフィスにおいている観葉植物から若葉が出てきたところです。
全体はこんな感じです。短い幹から大きな葉っぱがでてくる植物で前に出てきた葉っぱの根もとのあたりから次の葉っぱが出てきます。
今の札幌は日曜日に降った雪ですっかり冬景色になっていますがこういう新しい生命のうごめき、のようなものを見ると心が軽くなりますね。
さて、今日は破産関連のお話です。
法人が経営不振に陥ってしまって再生不能の場合、やむを得ず破産に進みます。
破産は経営破たんした企業ができる最後の礼儀です。債権者が混乱なく債務を処理できるからです。(破産管財人が資産を売却したお金を定められた順序できちんと配当してくれます。)
もし破産処理しないでそのままほったらかしにしてしまうと債権者側は、
①とりあえず返済してくれ、と個別に交渉しなければならない。
②貸倒処理する時期がちょっと難しくなり最悪「計上時期を逸しています」ということで税務調査で否認を受ける可能性も。
ということで最後まで迷惑をかけることになります。
先般お見えになったクライアントは手持ち資金では破産処理ができず、売れそうな法人の資産(普通は売掛金回収直後、お金が一瞬たまる瞬間にあわせて破産申立をします)もありませんでした。
会社入口の貼り紙(「都合により当面営業停止…」)や貼り紙をする前後にはこういうところに気を付けて、というところを大急ぎで作成してお渡ししました。
打ち合わせでは本日深夜貼り紙をする手はずになっています。
大きなトラブルが起きないことを祈るばかりです…。
弊社にはこんな仕事もあります。
明日はまた全く別の種類の仕事です。朝一から動きます!
札幌の凍った路面の上をペンギン歩きで切りぬける、体型もペンギン的な私にこりッとワンぽち、お願いします。
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筆者山崎誠の経営する事業再生専門コンサルティング会社
株式会社 スター・ターンアラウンド・パートナーズ
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筆者のブックログ「再生コンサルタントの書棚/CDケース」