2022年5月の新入荷書籍のご紹介記事の二回目は二冊の八字の書籍についてです。
まずは、呉政憶先生の「子平八字十神因果論」です。
こちらは2005年に出版された書籍です。
目次を見ると分かるのですが、官印相生、財官相生、食神制殺や官殺混雑、食神生財などなどの命式のタイプによって分類されたどのような生涯を送ったのかが分かっている実在の人物の命式解説集です。
この写真は「食神混雑」のタイプの命式です。
隣りのページにはこの命式の持ち主に一生のうちに起こった出来事とそして命式の解説が書かれています。

ちゃんと大運もついているのが嬉しい所です。
さてさて、この命式の持ち主はどのような人物でどのような一生を送ったでしょうか?
また別の命式においては、「前世での因果で家族との財産争いが起きた」などのように前世の因果を読み取っているものもあったりしますのでこれは興味津々ですね。
全て実在したどのような一生を歩んで来たか?が分かる命式ばかりですので、今まで自分が勉強してきたことを使ってどんな人物なのかな?を読み取る練習用として活用できる一冊です。
次は、於光泰先生の「八字奥秘三十天快譯通」です。
こちらは今年の2022年3月に出版されたばかりの新しい書籍です。
500ページを超える分量のハードカバーのずっしりした作りですが、こちらは初歩の基礎的な内容から秘伝的なことまでが網羅されている、まるで学校の教科書のような内容です。
豊富な神殺の解説やまた胎元や胎毛といった内容が網羅されていることも嬉しいですが、以前に秘伝的な内容としてお勧めした「八字提要」の書籍において四柱推命においては押さえておかないとならない内容までもが網羅されています。
巻末の参考書籍のページを見て見れば、ご覧の通りに八字の名著がズラリと並んでいます。

これらの多くの良書のエッセンスがギッシリ詰まっている貴重な書籍です。
お手元の一冊に是非どうぞ。
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