占い書籍専門オンライン書店・ひなた網路台湾書籍部

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東洋占術の本場台湾から届いた占術専門書籍のオンライン書店サイトのご案内ブログです。書籍販売のほかに、占い好きの方に役立つ情報もお届けします。

東洋占術のメッカ台湾の占術専門書籍のオンライン書店のブログです。(実店舗はありません)
新着書籍情報や台湾書籍の中身をご紹介するコラムをお届けしてまいります。

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なかなか手が回らず、久々のブログ投稿です。
そんなようでもおかげ様でご注文の他にもお取寄せのご依頼を途切れることなく頂いており、その度に「へぇ~、こんな本があるんだ~」とお目の高いお客様方から学ばせていただくことも多い店主です。

さて、今回は当台湾書籍部の新コーナーの絵本コーナーのご紹介です。

 

みな様日頃難しい中国語の占い専門書籍をお読みの方ばかりかと思いますが、こちらの絵本はけっこう活きた中文の勉強になるんでおすすめなのですよ。

例えばこれ、
かこさとし先生著 林家羽さん翻訳の「だるまちゃんとかみなりちゃん」の2ページより引用
「小達摩想要出去玩、天空卻開始下雨了」などという文章に当たったとします。

なんて字は、昔の人はどうだったのかすら分かりませんが今の日本人にとってはまるで馴染みがなくて意味が???ですから、多分この時点で辞書を引いたり翻訳サイトで調べたりという手間が発生すると思います。
(※ 卻は却の異字体らしいですね。でも馴染みのない字面なので分からない!)
辞書を引くのならばピンインも調べなきゃならない。

それで何とか「卻=しかし」という意味があるという情報にこぎ着けました。

そうやってようやく「だるまちゃんは外出して遊びに行きたいと思った、しかし空から雨が降り始めた」という直訳の文が出来上がるわけですが、何だかイカつい文章ですね。

そこで日本語版で翻訳される前の文章を見てみれば、何てことはない。

「だるまちゃんが外に遊びに行こうとしたら、雨が降ってきました。」
非常にシンプルでナチュラル。

日本語のこのニュアンスを中国語で表そうとすると、ああこういう表現を使うんだな~、だから卻は「~だったのにどうだった」などという場面で使うんだなという勉強になります。

あんまり苦しまずに楽しんでいたらいつの間にか学べている点がなかなか良いです。

これ、中国語が母国語に人に「これは日本語でどういう意味なの?」と聞いても、あちらはあちらで日本語のネイティブではないので、ストレートでドンピシャな日本語を引っ張って来るのはなかなか厳しいようで、腑に落ちるお返事がなかなか返ってこなかったりします。

そしてやっぱり日本語と中国語は全く別の言語ですから、直訳のつなぎ合わせでは不自然な上に言わんとしているニュアンスが伝わってこない場合もかなりあるのではと思います。

こういう時にお役立ちなのは、いきなり難しい大人向けの本で勉強せずに、こういうまだまだ語彙の少ないお子様向けの絵本で中国語特有の表現に触れること!だなあと思ったわけでした。

何事も基礎も土台もないうちからいきなり高いところに挑もうとせずに、手の届く所から少しずつ。

他にも占術の書籍の中で、これは日本語に直すとどういう意味になるんだろうか~?と考え込んでしまうような表現が、今回入荷した絵本の日本語の原書と照らし合わせることによって、いとも簡単に解決してしまうような事例がいくつかありました。
考え込む時間が減らせてなかなか便利ですね!

そして、この絵本に出てくるかみなりちゃん(小雷神)が住んでいるところは「かみなりまち、いまずまどおり、ゴロゴロばんち」であるということをこの絵本をもう何十年も前からずーっと所持しているので店主は良く知っています。

だからこの部分をどう中国語に訳しているのかな~ということがとても気になっていて、台湾から絵本が届くまでとても楽しみに待っていました。

 

 

 

 

そしてこれがそのページですが、これは絵本をご購入された人だけのお楽しみなのでここでは公開しないことにします。
お楽しみに♬

他にはみなさんご存知のロングセラー「からすのバンやさん」とこちらもロングセラーの「あなたのいえ、わたしのいえ」の台湾版と、今回はかこさとし先生の作品ばかりを入荷しました。
 

 

懐かしの名作に出てくるあの場面「ほかほか こんがり おいしいパンが、たくさん やけました。」や、たくさんのパンの名前はどんな風に訳されているのかな? 気になることがすぐに分かります。
 

 

 

こちらは「あなたのいえ、わたしのいえ」 
家がなくてもぜんぜん平気で困らないと思っている二人が(多分夫婦?)何もないところから柱を立てて屋根を作り、壁を作り、入口を作り、床を作り、窓を作り、おトイレや台所を作り……と、便利で大きな暮らしの道具を作っていく工程のお話です。

日本語の原書を見ると分かりますが、作者のかこさとし先生は工学博士で技術屋さんなので低年齢の子供向けの本でも説明が理路整然としていて、幼稚園児や小学校1~2年生レベルの文章や言葉を学ぶのにはとても良い素材かと思います。

この絵本は中国大陸版も所持していますが、台湾版と比較すると、使われている単語や表現が違う部分があったりで、本土の中国語の方が簡字体の字面のイメージもあるせいか、あっさり簡潔、無味乾燥な文章のような感じがします。

本当はもう十年以上前から世界各国の小学校1~2年生程度の国語と算数の教科書を集めて「世界の教科書屋さん」をやるのが昔からの夢だったのですが、なかなか入手ルートにたどり着けず夢のままで終わっています。

何だか儲けのないものばかりに関心が行く性分で「台湾趣味の店化」が少しずつ進行してしまっていますが、元から儲けなんか度外視で始めた店ですから楽しければ良いのです。

いつか台湾の小学生の教科書も手に入るといいなあと思っています。

※日本語版の原書の絵本は町の図書館で閲覧するか、お近くの書店でお求め下さい。

 

 

 

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