午鳥志季さんの「君は医者になれない2」を紹介します。
変わり者の膠原病内科医「漆原光莉」と血が大嫌いな医学生の「戸島光一郎」の二人が繰り広げる作品の第二弾
前回の作品も良かったけど、今作もまた良かった。
以下ネタバレ含みます![ダウン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/175.gif)
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第3、4章の山波泉、瑞羽の話
高校生の瑞羽は「抗リン脂質抗体症候群(APS)」の患者
足に神経障害もおきた。
治療が遅かったため、もう二度と歩けなくなり車椅子の生活になってしまった。
この子の状態があまりに自分とそっくりで自分と重なってしまいました。。
私はEGPAという別な病気だが、手足に神経障害がおきました。
私の場合は回復が見込めますが、一時期全く動かなくなりました。
フィクションではあるが、歩けない辛さはよくわかります。
ある日突然痺れが始まり、力が入らなくなり、立つことすらできなくなる。
今までできたことができなくなるのは本当に辛いことなんですよね。
治療法も同じステロイドパルス療法を行いました。
ステロイドを大量に使うため、感染症のリスクも高く、感染症によって命を落とすこともあるらしい。
自分もこんな危険な治療を行い、今があると思うと生きてて良かったと改めて思いました。
医療もののが好きな方、膠原病に興味のある方など、色々な方にオススメしたいです。