僕は20年以上普通の人間では体験、体感しないほどの困難と苦渋に悶えながら生きてきました。

でも、夢をあきらめないで、絶対に絶対に絶対にあきらめないで、苦しい中でも、優しさを振りまいたり、人を笑わせたり、大切な人を幸せにしたり、喜ばせたりを、相手を時々困らせたりしながらも、したたかに生き抜いてきました。

 

仕事中に頭が錯乱し、発狂状態になりながらでも、わずかな一心の残りの力で死なずに生き抜いてきました。

仕事も、人生こんな夢を叶えるぞ、これくらい稼ぐぞ、やっと定職につけたぞ!と思って挑んでは、発狂状態になり、混乱と恐怖感の中で、仕事を死ぬ気でして、転々としていました。

 

大きな夢を抱いて、それでも諦めずに、何度倒れたって、向かっていくことで、小さな夢が一つ一つ叶っていきだしました。

 

僕の生まれは、物凄い貧乏で、5人家族なのに父親は家に月に15万円しか入れず、それで成人になるまで、衣食住をまかなっていました。

 

子どもの頃のおもちゃも親戚からの貰い物。服も貰い物。買ってもらえる服は、バーゲンセールの1000円もしない服やズボン。

Tシャツの首元はヨレヨレでした。食事も優雅なものなんて殆ど食べたことがありませんでした。

それでも、父親からはこれで普通や!と言い聞かされては反論したら暴力、暴言を出された日々でした。もっと下が居るのやとも。

 

人生30年以上経ちますが、振り返って、良かったことを思い出すと、中学時代成績がビリだった僕がどうしても近くの公立高校に受かりたいと、母に祈願し、母はなけなしのパートを初めて、かなりレベルの高い高額な塾に受験1か月前から習わせてくれました。

必死で勉強しました。旗周りは灘高校や、白陵高校に受験をするハイランクな生徒たち。その中に成績ビリだった僕が入って勉強しました。

 

必死で勉強した終日あたりの日に、父親からは「お前に公立高校なんか受かるわけない。お前にそんな頭はない」と言われ、「担任の先生からも、無理や。私立のレベルの低い高校にしとけ。」そして友達たちからも、「(笑)お前に受かるわけないやろ。」と味方や応援は14歳の僕にまったく一人もいませんでした。

 

でも、僕は絶対受かってやる。と、まだ父親から暴力を受けたり、弟から気に障るようなことやおちょくりの言動を受けたりしながらでも、必死で勉強して、高校受験当日を迎えました。

 

まず、併願だった先生が進めた私立高校の受験。受けてみると、馬鹿みたいに問題が簡単すぎて、書き終わった後100%受かる手ごたえを得ていました。

結果合格。

 

そして後日、本番の公立高校の受験。受けてみると確かに私立高校と違って難しかった。でも塾で習ったことを真剣に思い出して、1か月のラストスパートの勉強をフルに活かし、これはほとんどの生徒は解けないだろうという問題も解けました。

やりきりました。

 

私立高校の合格発表日掲示板には僕の番号が記載されてありました。まず、合格!

まぁ落ち着いていたのですが、僕の本命ではありません。その私立高校にまで落ちた他の生徒もいました。

 

数日後、本命の公立高校の受験発表日、一歩一歩、ずしん、ずしんという足取りと闘志に満ちて公立高校の合格発表掲示板の前へ向かいました。

掲示板が何枚も目の前にずらりと並んでいました。

これじゃない、これでもない。僕の掲示板は?あ!これだ!

 

 

合格していました。

 

人生でこれほどの喜びはあったでしょうか。

全身の負気、邪気が空へ飛び去り、底からこみ上げる本当に心地よい喜びが全身に溢れ、青空には光がキラキラとし、視界に桜が舞い散っているかのように見えました。

 

落ちた奴からは嫌味を言われたりしましたが、自分の喜びは奥底でフツフツと湧いており、良かったなぁと言ってくれた友達もいました。

帰りに駅から母へ、公衆電話で、「受かった」と告げると「良かったなぁ」と簡単な言葉で済みましたが、幼少期からいじめにあっていたり、弟たちから気に障る嫌味を言われ続けてたり、父親から暴力暴言を受け続けてたり、母親がヒステリーでせっかんを繰り返してきて来ていたり、ずっと辛い思いで、夜に公園で一人で泣いていた時もあったりでしたが、こんな生きていて解放されて、喜びに溢れた想いは初めてでした。

 

その夜、僕は夢を抱きました。

この高校で音楽をやって励み、勉強も懸命に頑張って成績トップクラスになり、大学もあの大学の音楽学部に入り、音楽家になるぞ!やったー!!嬉しい、嬉しい!!と辛かった人生の初めての夢の喜びの勝利になりました。

 

ここまでの人生はガキながらも辛かったですが、公立高校合格が人生で初めての困難な闘いからのたった一つの勝利でした。

 

 

この話は僕の人生の1チャプターです。この話を見て、知って、あなたも少しは元気が湧いたでしょうか。

どんなに困難で、絶望の淵からいつも抜け出せずに、苦しみがぬぐい切れないあなただとしたら、少しは勇気や夢を強められたでしょうか。

 

あなたの困難や痛みや苦しみよりも、あなたが知らないかもしれないあなたの希望は、そんなものよりももっと深く強いんだよ。と、僕はここにいるから、絶対に、絶対に、絶対に諦めないで、希望を捨てないで、夢を捨てないで、暮らしと人生を開花させてくださいね。

 

 

また次のチャプターでお会いしましょう。