更新がめちゃくちゃ遅れました。すばるです。
もう1ヶ月も前のことですが、春学期についてなにも記録していなかったので、ここで軽くまとめをしたいと思います。
まず、春学期の1週目には、先ほどの記事でお伝えした、Qualification Exam があり、2週目には合格の通知をもらいました。
合格の喜びに浸るのも束の間、学期の授業は既に始まっていたため、試験受験のために休んだ講義の遅れを取り戻したり、宿題に取り掛かったりと、慌ただしく春学期を迎えることとなりました。
具体的に、春学期では、
- Partial Differential Equations 偏微分
- Symplectic Topoology シンプレクティックトポロジー
- Knot Theory ノット理論 (教授と個別授業)
の授業を取りました。
正直、どちらかというと学業的にはそこまで楽しい学期ではなかったです😓
というのも、特に上の二つの授業は Analysis (解析)という分野を頻繁に使う分野で、
「まあそこまで analysis は好きではないけど、analysisを使う分野の勉強をしたら必然的に身につくだろう」
と楽観的に考えて受講を決めたものの、逆にどんどん analysis への苦手意識が深まる一方でした...。
どうも私は、勉強している内容を心の底から楽しめないと、勉強効率がぐっと下がるようです😢
この経験を機に、もっと脳のキャパシティが増えるまでは、analysis を扱う分野には触れないでおこうと思います。
そんなこんなで、PhDの一年目が終了しました。
人生で初めて、毎日(学業的に)数学しかしない日々を過ごしたわけですが、今のところ結構楽しいです!
既に得意不得意な分野があるのが難点ですが、地道に努力を積んで自分の脳が理解できる幅をちょっとずつ広げていきたいなと思います。
ちなみに、春学期は6月初旬で終わりましたが、6月中旬から9月中旬は Stanford では夏学期とされており、院生としては通常の学期とほぼ同じような生活スタイルが続きます。
今後の記事では、夏学期についてなど紹介していきたいと思います。