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震災復興と世界の貧困解決は両立できる?(つづき)

前回の記事(震災復興と世界の貧困解決は両立できる?)でご紹介した「震災復興のための費用を確保するために、ODAを減らす」について、政府・民主党による素案が発表されました。

・第1次補正予算政府・民主党素案(PDF)
http://www.dpj.or.jp/news/files/20110412hoseikosshi.pdf

1ページ目に全体像が書かれています。今後の報道や動向にまだまだ注目です。

(事務局・笠原)

震災復興と世界の貧困解決は両立できる?

世界各国から、東日本大震災への支援が寄せられています。アフガニスタン、東ティモール、ナミビア、ボツワナなど途上国と呼ばれる国々も「これまでの日本の支にお返しをする番だ」と支援を寄せてくれていて、4月8日の時点で134の国や地域を数えるそうです。クーリエ・ジャポンさんの編集部ブログが大きな反響を呼んでいますのでご覧になった方もいるかもしれませんね。


ところで、先週新聞などで「震災復興のための費用を確保するために、ODAを減らす」という報道がありました。

・東日本大震災:ODA2割削減で調整
http://mainichi.jp/select/biz/news/20110407k0000m020159000c.html

・ODA2割削減で調整=復興財源を捻出-政府・民主
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201104/2011040600910


確かに震災復興にはとても多くの資金が必要です。

ただ、被災された方々と同じように、途上国には「今」貧困に苦しむ人たちが多く暮らしています。私は国内でキャンペーンを担当していますが、西アフリカを訪問したときのことを思い出すと、日本の支援が止まることで失われる命や機会は少なくないことが想像できます。それに、130ヵ国以上もの国々が「おたがいさま」の気持ちで支援を寄せてくれた現状を考えると、本当にODAの資金を削ることが適切なのかどうか、個人としてもかなり考え込んでしまいます。


このような状況に寄せて、「動く→動かす」では緊急要望書を発表しました。やや硬い文章ですが、ODA削減が震災復興の財源確保に効果的なのかどうかなど提言も含めた内容です。お読みいただき、コメントなどがあればいただけると嬉しいです。

▼緊急要望書民主党「復興検討委員会」に「ODA2割削減」の再検討を要望します(PDF)
http://www.ugokuugokasu.jp/pdf/statement_110408_JP.pdf

追伸:
国際協力NGOセンター(JANIC)さんも声明文を発表しています。

・「政府開発援助(ODA)2割削減」の再考を求めます
http://www.janic.org/pressroom/pressrelease/oda2.php

(事務局・笠原)

アドボカシー実践講座STEP1、2実施とこれから

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アドボカシー実践講座STEP1 「貿易ゲーム」を終えての振り返り


STEP1(一日講座)、STEP2(NGO訪問)と行ってきたアドボカシー実践講座ですが、東日本大震災を受けて3月19、20日に予定していたSTEP3(合宿)は一旦延期しました。

>> STEP1の詳しいレポートはこちら


延期の日程は、5月末を目安に調整中です。年度が変わって、学校や職場の環境が変わったために参加が難しくなってしまった人がいる一方で、「今だからこそアドボカシーに何ができるのかを考えたい」とのメールをいただくこともあり、あらためていい講座にしたいと気合を入れ直しています。


アドボカシー戦略を考える中で「ステークホルダーのイシューに対する影響力・態度・重要性」を考えるプロセスがあります。「世界の貧困」や「ミレニアム開発目標(MDGs)」は、誰が、どのように考えているのでしょうか。じっくり考える時間も作ることができればと思っています。


(事務局・笠原)