S/H様より、また素晴らしいイラストを頂きました!
アンヴォスとファウファーレです!

「ファウファーレ殿、ここが冥界でも最も綺麗で透き通った湖です」
「へー、何があるの?」
「これと言って、何があるわけでもないんですけど、景色がすごく綺麗です」
「綺麗って私より?」
「いや、そりゃないですけど。出てくるモンスターは、凄く綺麗で凶暴です」
「あなた何でそんな楽しそうなの」
「今日こそ俺がファウファーレ殿をお守りします! 俺が本来得意なのが水の中ですから! ここならいくらなんでも俺の方が強いですよ!」
「あら? 負けないわよ。こうして息ができる魔法さえかかっていれば」
「マジっすかw 実はちょっと期待してるんですよ。ファウファーレ殿に俺が水ん中でどんな風に戦うのか見せれるって」
「え~嫌よ。今こうしているの、誰にも邪魔されたくない。今の時間を……」
「ちょ、ちょっと、凄い、心臓が……! その言葉、そう解釈していいんですか?」
「今更よ。魔法が切れるまでは強い男でいるんでしょ?」
「無理そうです……」
「じゃあ祈りましょう。邪魔が入らないの」
「はい。大丈夫ですよ。こんな危険な湖、誰も近づかないでしょうから。魔法が切れるまではまだまだあります」
これは本当に、とんでもないものを頂いてしまいました……。
どんだけ恐れ多いんだ……。
最初、線画を見せて頂いたときから、もう画面に釘付けになっていましたね。びっくりするぐらい自分の絵を忠実に再現してくれています。
自分が描いたやつなんて、こんなんですから!

こんなラクガキがあの絵になってどっひゃあああって感じです本当に!
水中で、夏にぴったりの涼し気なイラストでいいですね~。アンヴォスもファウファーレも楽しそうです。ツイッターでお話している中で、ファウファーレは泳げる、むしろ得意、ただし、翼が水を吸って重くなるのでしばらくは飛べない、みたいな設定が固まりました。
アンヴォスの衣服は水中活動用です。スピードを上げるために皮膚の鱗を露出させるようにして、サーファーのスーツみたいに身体にぴっちりと密着するようになっています。水をかき分けられるように、陸上活動時は指と指の間に収納してある水かきが展開し、手足の爪は鋭く伸びます。なので、うっかり素足になるの忘れて水中モードになると、靴を足の爪が貫通してダメになります。れっきとした戦闘員なので腹筋はバキバキに割れてます。
でも腕力や腹筋をはじめとする全身の筋力はファウファーレの方が全然上ですけどね。ファウファーレは女性だから、もちろん体型も女性なんだけど、生まれもった種族の関係上、肉体の基本スペックが違いますので。
参考までに、登場人物紹介に書いてある、上司と部下の能力値。
(ファウファーレ)
HP 380 MP 350 攻撃力 300 防御力 210 スピード 390
運動能力 300 魔力 350 魔法耐性 270 総合戦闘力 2550
(アンヴォス)
HP 210 MP 170 攻撃力 180 防御力 150 スピード 190
運動能力 200 魔力 220 魔法耐性 180 総合戦闘力 1500
こうして見ると、アンヴォス何一つファウファーレに勝ってる項目がありませんね……。
上司と部下、意図したわけじゃないけど、二人とも見事なまでに「やや魔法よりのオールラウンダータイプ」ですね。気が合うんじゃないでしょうか。
「ファウファーレ殿は俺が守ります!」なんて言うと、「ならもうちょっと強くなってね」って言われます。実際、過去の任務でアンヴォスはファウファーレに命を助けられています。やっぱり彼にとってはどうあっても「ファウファーレ>(超えられない壁)>ウィーナその他の仲間)」なんですね。
だけど、だからといって仲間がどうでもいいなんてことは決してなく、まあ、上手く言えませんが、ウィーナから賜ったストテラ7号をビギナズに託すくらい、ファウファーレが仲間を手にかけたことに対して負い目を感じている。負い目を感じているから、自分が偽善者みたいに映りたくないから、あえて金が第一で薄情な風に振る舞っています。
ある意味偽悪家と言えますね。いい人ぶらないと言えば聞こえはいいけど、悪く言えば、最初っから自分はこういう人間だって思うことによって楽になっている。ファウファーレと一緒に戦士の誇りをどんどん捨てていくのが心地よいのでしょうね。
ウィーナから賜ったストテラ7号、ウィーナが天界にいた頃の紋章を、自らの手によって鞘に刻んだものです。受け取った理由は「過去にある任務を達成させたから」ということになっています。
普通にただの任務を達成させただけでは、わざわざウィーナからこんなものもらえないでしょうから、よっぽどのことがあったのではないかと思います。まだ自分も考えていません。
たった3話しか出番がないですが、1話目で対ファウファーレ、2話目で対ビギナズ、3話目で対リアルという流れで、大体こいつこういう人間だってのを表現できたのは幸いでした。
あ、それと、是非とも細部まで見させて頂きたかったので、レイヤーごとのも頂きました!

・ファウファーレのお化粧がケバいところや、まつ毛すごく盛ってそうなところを忠実に描いてくれてる。
・右腕の蝶のタトゥーもちらっと見せてくれてる。
・首を長めに描いてくれてる。
・脚も長めに描いてくれてる。
・尻尾の三つ編みの陰影&立体感&丁寧さ。アンヴォスがいかに丁寧に結ってるか伝わってきてなんか凄い嬉しい。
・おっぱいが本当に助かる。

・鱗の妥協のしなささが凄い。遠くに行くに従って少しずつ小さくなっていったり、鎖骨の立体感とか、腰回りの鱗でしか表現できない独特のセクシーさ加減とか。
・笛の短剣は置いてってもストテラ7号は肌身離さず持っているのが素晴らしい。
・手もそうだけど、真っ青な鋭い爪が伸びた足の色気が凄い。バレリーナか新体操の人がつま先をキュッと絞っているみたい。
・それでいて見事6つに割れた腹筋。流石鍛えてんなぁ!
・っていうか、ラクガキの「水中仕様スーツ」を描いてくれたことがまずヤバい。鱗の面積が増大して苦労おかけしたようで……。
こうしてみると、アンヴォスとファウファーレって凄く対照的な見た目ですね。
白い肌⇔褐色
青髪⇔金髪
海(鱗)⇔陸(馬)、空(翼)
鱗(つるつる)⇔馬&翼(もふもふ)
って感じで。
何はともあれ、本当にありがとうございました!