<サーファス>
管轄従者。
あらゆるジャンルの魔法を使いこなすオールラウンダーな魔術師。
冥都王立魔法学院出身で、同級生の中でもトップクラスの成績だった。
宮廷女子アナウンサー部志望だった。
宮廷女子アナは、通信魔法を使って大衆に冥王の広報をするのが役目。
冥界の魔法学校の中でも最も権威のある冥都王立学院の出身者であることに加え、魔術師達の最高機関である元老院の推薦がなければなることができない。
それに加えて、家柄や容姿も要求され、倍率は数千倍とも言われている。
サーファスは宮廷女子アナを目指す中で、ライバル達を出し抜くため、元老院の一人、大賢者ガデリュアスの助手(という名の愛人)になり、彼の推薦を得んとした。
しかし、登用試験に合格し、宮廷女子アナに選ばれたのは他のライバルであった。
夢が潰え、大賢者に捨てられた後に、大賢者をはじめとする、元老院や学院上層部の腐敗を世間に暴露したが「所詮は魔法で勝てないから枕営業に走っただけ」「ただの腹いせ。どっちもどっち」と言われてしまい、世間から同情を得られなかった上に、魔法業界から総スカンを食らい、仕事を干されてしまった。
以上のいきさつから、ワルキュリア・カンパニーに不本意ながらも就職するが、社会の底辺だと思っていた職場に、シュロンという圧倒的な魔法の使い手がいることに驚愕する。
管轄従者にスピード出世したが、いくらもしないうちにロシーボとその副官シュドーケンをセクハラで訴え、多額の賠償金を得た。裁判後、イケメンの上級貴族と結婚が決まりすぐに退職して、悠々自適のセレブ生活を送った。
<シュドーケン>
管轄従者。ロシーボの副官。当人は自分の事を「副隊長」と言っている。
戦闘能力もさることながら、軍人としての実務能力も極めて高く、隊長として無能極まりないロシーボの代わりに、隊の管理・運営・指揮の一切を取り仕切る。
過去、任務の際に悪霊との戦いで絶体絶命のピンチを迎えた際、ロシーボに命を救われたことがある。
命は助かったが、その戦いで左腕を失い、視力が眼鏡で矯正できないほど下がってしまった。
だが、ロシーボが開発したスーパーゴーグルで明瞭な矯正視力を取り戻し、左腕もロシーボがサイバーアームの義手を取り付けてくれた。
魔法とは別のベクトルを持つ文明である「科学」の力を目の当たりにすると共に、ロシーボに多大な恩義を感じるようになり、彼の補佐を買って出た。
37歳にも関わらず見事に禿げ上がった頭と、左右のロン毛がチャームポイント。
本来は剣の使い手だったが、ロシーボに助けられてからは彼の開発した銃を使うスタイルになり、剣は携帯するものの、ほとんど使用することはなくなった。
左手のサイバーアームはドリルや仕込み刀になる。時々ロシーボがカスタマイズしてくれる。
かなりの女好きだが、人生で彼女がいた時間が一秒もないので、ロシーボから多大な信頼を寄せられている。
上に紹介したサーファスに対し「このような恰好は出勤するのに相応しくない」と注意したら、逆にセクハラで訴えられた。実際はただ注意しただけなのだが、訴状では胸を触って卑猥な言葉をかけられたことになっていた。
なぜか、サーファスと全く会話したこともないロシーボも一緒にセクハラで訴えられてしまった。
シュドーケンとロシーボは「見られたくないならそんな恰好をするな」と無実を訴えたが、結局サーファス側の主張が全面的に採用され、ロシーボ共々多額の賠償金を支払う判決となった。しかし、サーファス側が不服として、さらに被告両名のクビを訴えたが、ウィーナの口添えによってその話はなかったことになった。
結局、多額の慰謝料を支払うことで和解した。ただでさえ全く女にモテないシュドーケンとロシーボは、さらに壊滅的にモテなくなってしまった。










