北海道ガス硬式野球部が正式に発足。
今年の日本選手権予選から本格的に大会に参加する。
このニュースは北海道の社会人野球界にとって
この上ない朗報である。
かつては北海道5強※が都市対抗で躍動し
若松勉をはじめプロ野球選手も多く輩出した北海道の社会人野球。
(※大昭和製紙北海道、新日鐵室蘭、王子製紙苫小牧、たくぎん、NTT北海道の5チーム)
しかし90年代以降の経済情勢の中でほとんどのチームが
次々と廃部や休部に追い込まれた。
04年に北海道にプロ野球チームが誕生し、
同じ年に北海道代表校が初の夏の甲子園制覇。
近年では、北海道の大学から直接プロ入りする選手も増えるなど
ひと昔前では考えられないほど北海道の野球のレベルが変化している。
その中で置き去りにされてきた感がある社会人野球。
道内に社会人(企業)チームがないということは
優秀な高校生や大学生を道外に出してしまうことになる。
それ自体は悪いことではないが、
選手たちが引退して北海道で指導者になるという道が作りにくい。
全国の強豪といわれる高校・大学の指導者の方は
社会人野球の経験者が多いと感じている。
社会人野球を経験することで、社会人としての心得等を
高校野球に落とし込めるというメリットはあるだろう。
北海道の高校にはこのような経験を持つ指導者が少ないのではと感じている。
北海道の学校を出て、北海道の企業チームで選手をまっとうして
その経験を踏まえて学生を指導する。
そんな先生がいても良いのではないかと思っている。
(あくまで野球のことだけを考えると)
北海道の野球人が、
北海道でプレーを続ける道が増えることは素晴らしい。
野球部の発足を決断した北海道ガスに感謝。
私は北海道ガス野球部の挑戦を応援したい。