※BGMでも聴きながらお読みください。
神様は手を抜かない 【大事マンブラザーズ 立川俊之】
僕の部屋は2つある。
一つは書斎。
もう一つは寝室。
2階の部屋は全て僕が使っている。贅沢ですよね。
しかし、僕は月に1度しか無い通院の日以外に外に出る日
は無い。
まぁこれだけ暑いと、むしろ誰もがエアコンの効いている部
屋から外に出るのは憂鬱だろうとは思いますが・・・。
車は僕が医療用麻薬や多くの鎮痛剤や精神科の薬を飲んでい
るからと家族全員反対で運転を止められ、挙句、車を売られ
てしまい車の運転は完全に止められた。
大袈裟かもしれないけど唯一の楽しみだった運転を止められ
たのは屈辱であり、生き甲斐を無くされた。
車があり運転出来ていた時期も運転するのは通院の時だけだ
ったけど、その1日が楽しみだったのに・・・。
車を売られ、もしも実家で何かあったら電車で行けと言う。
しかし実家のある街は、此所よりも交通の便が悪く、車が無
いと何所にも行けない。
それに電車で行くとなると最低でも2度の乗り換えがあり待
ち時間を合わせると相当ロスする時間がある。
駅にも誰かから迎えに来て貰えないと帰れない。
これから先、此所に居る限り、僕が車を買い、運転出来る日
は来ないだろう。
もう僕には何の希望も夢も無くなった。
そういう事を、今の家族は理解しようともせず、自分たちの
理論だけ押し付けてくる。
6畳の部屋とトイレ、お風呂、居間のみが6畳の部屋から出
る場所。
そして通院は介護タクシーで通院だ。
少し前までは自分で運転して行ってたのに・・・。
悔しい。
May be the best year of my family.