【Photo】 寺地拳四朗vsアンソニー・オラスクアガ WBC&WBA世界ライトフライ級戦 | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

WBC&WBA世界ライトフライ級戦。WBC&WBAスーパー王者寺地拳四朗(BMB)=20勝(12KO)1敗=vsWBA4位、WBC15位アンソニー・オラスクアガ(米)=5戦全勝(3KO)=。4月8日、東京・有明アリーナ。

 

東京・板橋 JSBC・小林昭善スタイリッシュコース マン・ツー・マン指導

 

WBO王者ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)の病気欠場により、急遽世界王座挑戦が決まったオラスクアガは、ゴンサレス以上に怖いという声があがっていた。

 

 

アラン・キム(韓国)WBA立会人(上写真右)と、デュアン・フォード(米)WBC立会人。

 

 

試合開始。

 

 

軽快なフットワークから放たれる王者の左ジャブは速く、強かった。

 

 

第3ラウンド終盤、拳四朗が右ショートでダウンを奪う。

 

 

拳四朗選手がハイテンポなボクシングで、オラスクアガを削って行った。

 

 

オラスクアガの右はパワフルだった。

 

 

王者の連打で挑戦者が崩れ落ちると、マーク・ネルソン(米)主審は試合をストップ。

 

 

TKOタイム9回58秒。

 

 

8回までのスコアは拳四朗選手が大きくリードをしていた。しかし、ポイント差以上にオラスクアガの健闘が光った。

 

 

素晴らしいKO勝利を飾った拳四朗選手。しかし、「7、8ラウンドくらいがメンタル的にもスタミナ的にもきつかった」と、ポイント差以上に厳しい試合だった事を認めた。次戦はWBCの指名挑戦者ヘッキー・ブトラー(南ア)の挑戦を受ける事が濃圧だが、今後は4団体王座統一と、フライ級転向プランもあるとしている。

 

 

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