WBO、IBF世界ヘビー級&WBAスーパー王者アレクサンデル・ウシク(ウクライナ)との再戦に敗れた、アンソニー・ジョシュア(英)をサポートするエディ・ハーンは、ロンドン、北京、オーストラリア、アメリカ、中東などで、ジョシュアの再起ロード路線を示唆。しかし、ジョシュアはウシク戦後のリング上でのベルト放り投げなど、精神状態が不安定な面を見せた。試合でもジョシュアが流れを引き寄せたと思われた10回に、ウシクの意地の反抗に合うと、踏ん張る事もせずにあっさりとペースを明け渡してしまった。この試合のトレーナーを務めたロバート・ガルシアは、試合後から「再起するなら私のジムに来てトレーニングしてほしい」とのコメントを残している。あれだけ弱気な面を見せてしまったジョシュアの世界王座返り咲きは、ジョージ・フォアマン(米)のように精神的に成長してからでないと厳しいと見ます。その為には本当に信頼できるトレーナーが必要でしょう。