WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ。チャンピオン井岡一翔(志成)=28勝(15KO)2敗=vs同級1位ドニー・ニエテス(比)=43勝(23KO)1敗6分=。7月13日、東京・大田区総合体育館。
2004年9月以来負け知らず。井岡選手に一度勝っている元4階級制覇王者ニエテスは自信満々。
王者のプライドを賭けて戦う井岡選手も気合が入る。
試合開始。
静かな立ち上がりから、拮抗したペース争いが繰り広げられた。
左ジャブを軸に手数で勝る井岡選手がポイントをピックアップ。
10回、ニエテスの左瞼の傷にドクターチェックが入る。
11回は王者が攻勢を強めた。
12回終了。
勝者は井岡選手。スコアは120-108、118-110、117-111。
文句ない勝利でニエテスにリベンジを果たし、5度目の防衛を果たした井岡選手は、日本歴代トップとなる世界戦通算20勝を達成。大晦日に王座統一戦の実現を切望している。