ローチ/ガルシア/ロージア 「コロナウイルスで中断・ボクサーへの提言!」 | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

コロナウイルスの感染拡大によるロックダウンが、ボクサーにどんな影響を及ぼすかに付いて、名トレーナーのフレディー・ローチ、ロバート・ガルシア、アンドレ・ロージアの3人が意見を寄せた。経済的には問題が無くても、集中力やコンディショニング、意欲を失う可能性があるスター選手。経済的に恵まれず、トレーニングを続ける能力すら失う可能性がある選手。ボクサーに取って厳しい現実は、長期的に続く可能性もある。

 

 

ローチ。「私はファイターたちに、油断せずに準備をしておけと言っている。常に体調を整えていなければならない」

 

ロージア。「ロードワークを続けろ、できる限りのことをしろ。準備ができている者に最初にチャンスがやって来る」

 

ガルシア。「好きか嫌いかは別としてファイターは、ファンがいないところで戦う事にならざるを得ない。観客が自分の名前を応援してくれないとモチベーションが下がるのはわかるが、今の状況ではそうしなければならない。」

 

ShowTimeのスティーブン・エスピノザ社長のように、今後1年間程度は無観客または限られた観客でのスタジオ・ファイトをTVでファンが観戦するスタイルになるとの予測もあり、ボクサーには今までと違った心構え、環境でトレーニングに励み、試合に挑む事が要求される。

 

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