ジェイコブスvsチャベスJr 「ネバダ州体育委員会が物言い!」 | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

12月20日(日本時間21日)に、米・アリゾナ州フェニックスのトーキング・スティック・リゾート・アリーナで

の開催が発表され、既にチケットも売り出されている、元IBF&WBA世界ミドル級王者ダニエル・ジェイコブス(米)と、元WBCミドル級王者フリオ・セサール・チャベスJr(メキシコ)のスーパーミドル級12回戦に対して、米・ネバダ州体育委員会が物言い。当初、ネバダ州ラスベガスで予定されていた両選手の一戦は、チャベスJrが10月下旬に米・カリフォルニア州ロサンゼルスのワイルドカード・ボクシング・クラブで行われたVADAによる薬物検査を拒否。11月20日(日本時間21日)にネバダ州アスレチック員会による聴聞会で審理を受けることが決定。

 

 

その後、プロモーターのマッチルーム・USAのエディ・ハーンは、ラスベガスでの開催を断念。他の開催地を探し、アリゾナ州フェニックスでの開催を決めた。しかし、ハーンの行った行為はネバダ州のルールに違反し、米・政府が定めるモハメッド・アリ法にも抵触する。ネバダ州体育委員会は、このままではマッチルーム・USAのプロモーターライセンスが更新されないことも示唆しており、チャベスJrと同じくフレディ・ローチによりトレーニングされている、ガブリエル・ロサド(米)が代役になる可能性が高い。

 

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