アドニス・ステベンソン 「緊急手術!」 前WBC世界ライトヘビー級王者 | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

1日(日本時間2日)にカナダ・ケベック・シティのビデオトロン・センターで開催された、WBC世界ライトヘビー級王座統一戦で、暫定王者アレクサンデル・ゴズディク(ウクライナ)に11回TKOで敗れた正規王者アドニス・ステベンソン(カナダ)が、試合後、病院に搬送される救急車の中で意識を失い、緊急の脳手術を受けていたことが明らかになった。現在、集中治療室に入っているステベンソンの状態は、「安定しているが、重大であることに変わりない」(担当医師)と言う状況にある。ゴズディク、そしてバドゥ・ジャック(スウェーデン)も、心からのメッセージを贈りステベンソンの回復を祈っている。