WBA世界ライトヘビー級タイトルマッチ。正規王者ドミトリー・ビボル(キルギスタン)vs.元WBC王者・9位ジャン・パスカル(カナダ)。11月24日(日本時間25日)、米・アトランティックシティ、エテズス・アリーナ。ビボルは暫定王者時代から通算6度目の防衛戦。
王座返り咲きを目指すパスカルは36歳。
試合開始。
王者が序盤から試合のペースを掴んだ。
何とか抵抗しようとするパスカルだが、手数、有効打ともにビボルが上回り。試合はワンサイドに。
パスカルの攻勢も長くは続かない。
試合終了。KOはならなかったが大差の判定でビボルが勝利。
ホセ・オリバー・ゴメス(パナマ)WBA立会人と、ビボル陣営のキャシー・デュバ・プロモーター。
公式スコアはリーン・カーター(米)119-109、ヘンリー・ユージーン・グラント(米)117-111、カルロス・オルティスJr(米)119-109の3-0。
V6に成功したビボルは、「パスカルは経験豊富で良い選手だった」と挑戦者を評した後、WBO王者エレイデル・アルバレス、WBA1位バドゥ・ジャックの名前をあげ、「対戦はいつでも望むところ」とコメント。今後のマッチメイクが注目される。