WBC世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦。同級1位アビゲイル・メディナ(スペイン)vs同級2位亀田和毅(協栄)。11月12日、東京・後楽園ホール。亀田三兄弟の末弟和毅選手は、約3年2ヶ月ぶりの世界戦。
須藤尚紀リングアナウンサー。
メディナは19勝(10KO)3敗2分。
WBC立会人のメイジャー・リー、インキュン・リー共に韓国。
試合開始。
速い左ジャブを活かした和毅選手がペースを掴んで行く。
4回終了時のスコアはジャッジ三者が揃って和毅選手のフルマーク。
6会派メディナが反撃。初めてポイントを挙げた。
メディナも必死に挽回に出る。
逆転を狙い押し込んで来るメディナに対し、和毅選手は足を使い交わしながら反撃。
試合終了。
和毅選手の手が挙がった。
公式スコアは、マウロ・でフィオーレ(米)117-111、ホセ・マンスール(メキシコ)117-111、ノパラット・スリチャロン(タイ・右)のスコアは117-111となっているが、WBCニュースでは116-112。
暫定王座ながら2階級制覇に成功した和毅選手は、36勝(20KO)2敗。WBC正規王者レイ・バルガス(メキシコ)は、WBA正規王者ダニエル・ローマン(米)との王座統一戦話しが、来年1月か2月開催の線で進行中。今後が注目される。