9/15 カネロvsジェイコブス 「交渉中!」 世界ミドル級 | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

9月15日(日本時間16日)に米・ラスベガスのTーモバイル・アリーナで次戦を予定するサウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)のプロモーター、オスカー・デラホーヤは、ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)との対戦交渉を打ち切り、ダニエル・ジェイコブス(米)を新しいいターゲットに交渉を開始したことを明言。ジェイコブスのプロモーター、エディ・ハーンもこれを認め、「時間をかけずに交渉をまとめたい」と前向きな発言。

 

 

昨年9月に行われたゴロフキンvsカネロのHBO・PPV興行収入による報酬分配は30-70。今年5月に予定されていた再戦は35-65で合意されていたが、カネロの薬物陽性による出場停止処分を受け中止。再度、交渉の席に着いた両陣営だったが、5月の中止で大きなリスクを負ったゴロフキン陣営は50-50を要求。デラホーヤは40-60まで歩み寄る姿勢を見せたが、50-50はあり得ないとして交渉は打ち切られた。

 

 

デラホーヤは遅くとも今月中には交渉を成立させ、ビッグ興行開催に向けた活動を開始させたい構え。「カネロとの対戦は望むところ」というジェイコブス陣営も、「交渉に余分な駆け引きによる時間をかけたくない」(ハーン)考えで、今後の交渉が注目される。

 

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