田口良一vsヘッキー・ブドラー 「結果」 WBA、IBF統一世界ライトフライ級戦 | BOXING MASTER first 2006-2023

BOXING MASTER first 2006-2023

輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

20日、東京・大田区総合体育館で行われたWBA、IBF統一世界ライトフライ級タイトルマッチ。チャンピオン田口良一(ワタナベ)選手に、挑戦者・元WBA世界ミニマム級王者・IBF6位ヘッキー・ブドラー(南ア)が挑んだ一戦は、ブドラーが12回判定勝ちで新王者。スコアはジャッジ3者が揃って114-113の3-0。

 

 

試合はブトラーが立ち上がりから目まぐるしく動き回転の速い連打を打ち込み試合をリード。王者は3回には鼻血を流し、苦しい序盤戦となった。中盤以降、流れを変えたい田口選手は右アッパー、左ボディで反撃。9回には連打でブドラーの動きを止めた。

 

しかし、ポイントは挑戦者リード。終盤、王者陣営からは「倒さないとだめだ。倒せるぞ」の声があがる。そして迎えた最終ラウンド、田口選手の左フックでブドラーがダウン(主審はスリップの判定、ラウンド終了後にダウンに変更)。王者はKOを狙って懸命に打って出たが、老獪な挑戦者に終了ゴングに逃げ込まれた。ブドラーは2階級制覇に成功。

 

★ミニグローブ!  【ペアセット】 【キーホルダー】 【ヘビーバッグ・キーホルダー】