WBA ハードvsララ 「即時再戦指令」 世界スーパーウェルター級 | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

WBA選手権委員会はスーパーウェルター級スーパー王者ジャレット・ハード(米)と、前王者エリスランディ・ララ(キューバ)の即時再戦を指令。30日以内に交渉を終えるよう、両陣営に通告している。4月7日(日本時間8日)に米・ラスベガスのハードロック・ホテル&カジノで対戦した両者は、最終ラウンドのダウンが明暗を分け、114-113、114-113、113-114という僅差の判定でハードが勝ち、IBFとWBAの王座を統一したが、ララは試合直後から判定に不満を漏らしていた。

 

 

ハードとShowtimeは今秋にWBC世界同級王者ジャーメル・チャーロ(米)との王座統一戦を計画。チヤーロはその前哨戦として、6月9日(日本時間10日)に米・ロサンゼルスで開催されるサンタクルスvsマレス興行(Showtime)で、元WBA王者オースティン・トラウト(米)を相手に防衛戦を予定。

 

 

ハード陣営が例外を求めればチヤーロとの王座統一戦が優先される模様だが、ハードvsチャーロの勝者にはIBFの指名戦が待っている。ファンの期待はハードvsチャーロの実現だが、それに待ったをかけた形でララにはビッグチャンスが残された。今後の動向に注目。

 

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