WBC世界女子アトム級、女子ミニフライ級チャンピオンの小関 桃 (青木・35歳)選手が、29日付けで保持する二つの世界タイトルを返上し、現役を引退。2007年5月にタイでプロデビュー、翌年国内で女子プロボクシングが旗揚げされると、中心的存在として活躍。08年に獲得したアトム級王座は17度の防衛に成功。昨年12月には黒木優子(Yuko)選手を破り、2階級制覇を達成していた。国内公認後のプロ戦績は、21勝(9KO)1分。
黒木選手との試合前から引退を決意していたという小関選手は、「やりきった。次の人生に進みたい」とグローブを置くことを決意。有吉将之会長は「我慢強く同じ練習を続け、風邪で休んだ覚えもない。相手がいなくてモチベーション維持が難しい中、ここまで続けられたのは大したもの」と愛弟子に敬意を表し、リングから送り出した。
目標だったという元WBA世界フライ級チャンピオン坂田健史(協栄)氏と、元WBA世界スーパーバンタム級チャンピオン佐藤 修 (協栄)氏に囲まれ、V10を祝福される。本当に嬉しそうでした。小関選手は20日に専門学校の社会医学技術学院理学療法学科を受験し、24日に合格。今後は経験も生かして、リハビリなどのサポートをする理学療法士を目指していく。お疲れさまでした。
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