ミゲール・コットvsサダム・アリ 「スコアカード」 WBO世界スーパーウェルター級戦 | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

WBO世界スーパーウェルター級タイトルマッチ。王者ミゲール・コット(プエルトリコ)vs同級7位サダム・アリ(米)。2日(日本時間3日)、米・ニューヨーク、マジソン・スクエア・ガーデン。17年のリングキャリアを持つコットは、これがラストファイト。

 

 

アリは2度目の世界戦。

 

 

試合開始。

 

 

第2ラウンド。アリの右がコットを捕らえた。

 

 

コットは固いガードでアリの攻撃を受け止め、足を使いながら多彩な左を打ち込んだ。

 

 

中盤戦。コットはボディ攻撃も織り交ぜ、ポイントを引き寄せる。

 

 

9回以降、アリは足を使い攻勢に転じる。

 

 

ラストラウンド。コットも勝利への執念を見せる。

 

 

試合終了。判定はアリに。

 

 

公式スコアはジュリー・レダーマン(米)115-113、スティーヴ・ワイズフェルド(米)115-113、エリック・マリンスキー(米)116-112でいずれもアリを支持。しかし、米メディアの中にはコットの勝利を推す声もあった。

 

 

終盤戦を失ったのが痛かったコットは、ファンへ感謝の言葉を贈った。なお、7回に左の上腕二頭筋を痛めたコットは試合後、病院に直行。

 

 

階級を上げ世界王座奪取に成功したアリは、26勝(14KO)1敗。初防錆戦は同級1位の元王者リーアム・スミス(英)との指名戦が有力と見られる。今後の防衛ロードに注目。

 

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