WBA総会 アントニオ・セルバンテス 「戦うチャンピオン」 | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

コロンビア・メデリンで開催されたWBA総会には、多くの現、元王者達が参集。同国初の世界王者アントニオ・セルバンテス(71歳)も元気な姿を見せ、記念のチャンピオンベルトが贈呈された。

 

 

1972年10月、パナマでアルフォンソ・フレーザー(パナマ)からWBA世界スーパーライト級王座を奪ったセルバンテスは、戦うチャンピオンとして世界中をまたにかけ活躍。74年10月には来日し、門田恭明(新一・三迫)選手に8回KO勝ち。圧倒的強さを見せた。

 

 

 

1972年6月にケン・ブキャナン(英)からWBA世界ライト級王座を奪取したロベルト・デュラン(パナマ)も強い王者として世界中に名前をとどろかせたが、セルバンテスもデュランに負けない実力者としてファンに認められていた。

 

 

「ファイトマネー、12万5千ドルをくだらなければ、いつ、どこでも、誰とでも戦う」と公言し、それを実行したセルバンテスは、2度獲得した世界王座を通算16度防衛。通算戦績91勝(45KO)12敗3分。

 

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