【Photo】 京口紘人vsホセ・アルグメド 「スコアカード」 IBF世界ミニマム級戦 | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

23日、東京・大田区総合体育館で行われたダブル世界戦のメイン。IBF世界ミニマム級王者ホセ・アルグメド(メキシコ)に、同級9位京口紘人(ワタナベ)選手が挑戦。勝てば、師と仰ぐ”浪速のジョー”・辰吉丈一郎(大阪帝拳)氏に並ぶ、プロ8戦目での世界王座奪取となる。

 

 

初回からビッグパンチを振って来るアルグメドに対し、京口選手はカウンターを併せる。

 

 

第9ラウンド。挑戦者の左フックで王者は大きく後退。追撃の右でダウン。

 

 

キャリア初のダウンを喫したアルグメドは、ダメージを感じさせながらも必死で応戦。

 

 

終盤は逆転KOを狙って荒れ狂ったアルグメドを、京口選手は一歩も引かずに迎え撃った。

 

 

新チャンピオン誕生。

 

 

公式スコアはカルロス・コロン(プエルトリコ)116-111、マイク・フィッツジェラルド(米)116-111、野田 昌宏115-112で、いずれも京口選手を支持。

 

 

プロデビューから僅か1年3ヶ月の国内最短記録で世界王者に上り詰めた京口選手は、8戦全勝(6KO)。初防衛戦は、3位(1、2位は空位)のカルロス・ブイトラゴ(ニカラグア)との対戦が義務付けられている。

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