【Photo】 山中慎介vsアンセルモ・モレノ WBC世界バンタム級戦 | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

WBC世界バンタム級タイトルマッチ。チャンピオン山中慎介(帝拳)vs同級1位アンセルモ・モレノ(パナマ)。16日、エディオンアリーナ大阪。1年前大苦戦したモレノを相手にした王者は、「確実に自分が勝ったと思われる試合をする」と約束してリングへ。

 

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モレノも、「絶対にパナマに王座を持ち帰る」と強い決意を胸に大阪に乗り込んで来た。そして、その言葉通り指名挑戦者は、立ち上がりから積極的に仕掛けて来た。

 

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第1ラウンド終盤、山中選手の左がカウンターで決まりモレノがダウン。

 

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2回も打ち合い。3回はモレノが手数で上回った。

 

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第4ラウンド。山中選手の左の打ち終わりに合わせた、モレノの右フックが炸裂。

 

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王者は両足を跳ね上げてダウン。

 

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4回終了時のスコアは、37-37、38-37、38-37で2者が王者の優勢。

 

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第5ラウンド、モレノは右フックで攻勢に出てポイントを取り返した。

 

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そして6回、今度は王者の伝家の宝刀左ストレートがモレノを撃ち抜き、この試合2度目のダウンを奪う。

 

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大きなダメージを被りながら、モレノは終了ゴングに逃げ込んだ。

 

続く第7ラウンド。

 

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またしても、”神の左”が炸裂。

 

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カウント9。モレノは意地で立ち上がる。

 

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再開後、KOを狙う王者は左を連発。

 

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再びモレノがキャンバスへ崩れ落ちると、ダニエル・バン・デ・ウィール主審(ベルギー)は試合を停止。

 

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TKOタイム7回1分9秒。モレノは14年超えのキャリアで、初のKO負けとなった。

 

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公約通りのハッキリした勝ち方でV11に成功した山中選手。見事な勝利でした。

 

「モレノが出て来たから、前回と全く違った展開になった。防衛回数(日本記録)は関係ないし、対戦相手もなかなかアメリカにいない。いい対戦相手が欲しいね」(本田明彦会長)

 

指名戦をクリアした山中選手の、今後のマッチメークに期待!。

 

応援、深く感謝です!   ミニグローブキーホルダー桃

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