WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ。正規王者河野公平(ワタナベ)vs暫定王者ルイス・コンセプシオン(パナマ)。8月31日、東京・大田区総合体育館。河野選手は4度目の防衛戦。
試合開始。
河野選手は慎重な立ち上がり。コンセプシオンの右アッパーが決まる。
4回。王者は得意の左ボディを中心に反撃。流れを変えたかったが、暫定王者はそれを許さない。
研究の後を伺わせたコンセプシオンの左右アッパーは効果的だった。
終盤戦、意地の反撃を見せたチャンピオン。しかし、コンセプシオンは崩れなかった。
試合は規定の12ラウンドを終了。そして王座はパナマ人の手に移った。
恒例の宙返りを披露するコンセプシオン。
スコアは116-112、1116-112、115-113の3-0。
正規王座獲得で、晴れて2階級制覇に成功したコンセプシオンは、35勝(24KO)4敗。ご機嫌でコーナーポストからの宙返りを繰り返した。
2位には石田 匠 (井岡)選手。そして5位には五十嵐俊幸(帝拳)選手が続くWBAランキング。日本勢の王座奪還に期待。