WBC世界ライト級王者ホルヘ・リナレス(帝拳)選手が、2009年以来契約を結ぶゴールデン・ボーイ・プロモーションと複数年の契約を再延長。2月にスパーリング中に負った右手骨折の為に、現在は戦線離脱中のリナレス選手だが、WBCランキングでは休養王者となっていない。
同級の暫定王座決定戦は、6月11日(現地時間)、米・ニューヨーク州ベローナで、同級1位デシャン・ツラティカニン(モンテネグロ)と、2位エミリアノ・マルシリ(伊)によって争われる(放映はShowtimeと、Panama Cable Onda Sports)。
リナレス選手の次戦は、新暫定王者との指名戦が義務付けられると思われるが、陣営はWBA世界同級正規王者アンソニー・クローラ(英)との王座統一戦を計画。
クローラとの試合は敵地での対戦となるが、ファイトマネーの良い英国リング出場は、リナレス選手も望むところ。今後の交渉に注目。