WBO指令 井上尚弥vsカルモナ Sフライ級指名戦 | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

WBOはスーパーフライ級チャンピオン井上尚弥(大橋)選手に対し、同級2位デビッド・カルモナ(メキシコ)との対戦を指令。今後、10日間の交渉機期間が設定され、交渉がまとまらない場合は入札となり、最低落札価格は10万ドルとなっている。


カルモナはマイアミに拠点を置く”オールスター・ボクシング”率いる、フェリックス・“ティト”・サバラJr氏と契約を結ぶ24歳で、これまでの戦績は20勝(8KO)2敗5分。井上選手がV1戦で2回KO勝ちしているワルリト・パレナス(比)とは、昨年7月、暫定王座決定戦(メキシコ)で顔を合わせ、12回三者三様の引き分け。

オマール・ナルバエス(亜)戦での右拳負傷で約1年間のブランクを作った井上選手は、2戦連続の指名戦となる。また、ナルバエスとのオプション契約も残っており、カルモナ戦をクリアすると、前王者との再戦になりそう。

なお、ナルバエスは2月26日(日本時間27日)に次戦を予定。

今後の交渉に注目。

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