ジョニー・ゴンサレスvsオケンド 「スコアカード」 | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

3階級制覇を目論むジョニー・ゴンサレス(メキシコ)が、フロイド・メイウェザーJr(米)vsアンドレ・ベルト(米)戦興行のアンダーカードに出場。WBO世界フェザー級9位ジョナサン・オケンド(プエルトリコ)とグローブを交えた。12日(日本時間13日)、米・ラスベガス・MGMグランド・ガーデン・アリーナ。



今年3月、ゲーリー・ラッセルJr(米)にWBC世界フェザー級王座を追われたゴンサレスは、7年間コンビを組んで来たイグナシオ・ベリスタインと別れ、新たに父親のミゲル・アンヘル・ゴンザレス(左)をトレーナーとして迎え入れた。



波乱の第1ラウンド。ゴンサレスの左アッパーでオケンドは、キャンバスへ膝を落とすダウン。しかし、ダメージは軽い。



第2ラウンド。今度はオケンドの右ストレートでゴンサレスがダウン。



ダメージを感じさせたゴンサレスにオケンドが襲い掛かるが、ゴンサレスも応戦し、第2ラウンド終了ゴング。





3回以降、前に出るオケンドに対し、ゴンサレスが距離を取る展開で試合は進んだ。



時折サウスポーにスイッチしながら、攻め込むオケンド。



決定打こそ奪えなかったが、オケンドの積極性にポイントが流れて行った。



試合終了。そして勝者はオケンド。



スコアはティム・チーザム(米・ネバダ州)94-94、ドン・トレーラ(米・コネチカット州)95-93、ロバート・ホイル(米・ネバダ州)98-90の2-0。





大舞台で殊勲の星を挙げたオケンド(32歳)は、26勝(16KO)4敗。WBC世界スーパーフェザー級の上位へ躍進することが確実となった。

惜しい試合を落としたゴンサレスは、58勝(49KO)10敗。まもなく34歳になるが、再浮上を期待したい。今後の動向に注目。

応援、深く感謝です!WOWOW  

 

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