クリチコvsジェニングス NY Press Conference | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

4月25日(現地時間)、米・ニューヨーク、マジソン・スクエア・ガーデンのリング登場が決まった、IBF&WBO世界ヘビー級、WBA同級スーパー王者ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)と、挑戦者WBA2位・IBF6位・WBO4位ブライアント・ジェニングス(米)が、現地で試合発表会に臨んだ。







クリチコ擁する米国プロモーター会社「K2プロモーション」代表のトム・ローフラー(米)、両親はドイツ人。

下はジェニングスのプロモーター、ゲイリー・ショウ。最近になって新興ロック・ネイション・スポーツに買収合併され、その傘下に収まったが、一昨日になって契約は破棄。この試合にロック・ネイションは絡まない。(一応、円満に別れた形)

「実際、入ってみたら話が全然違ったようですね」(^o^;)(山田純夫氏)





ジェニングスのジェームズ・プリンス・マネジャー。同じくマネージメントするアンドレ・ウォード(米)は、ロック・ネイションとプロモート契約を結んだが、そちらは今のところ問題なし。









クリチコは約7年ぶりの米国リング登場。前戦のクブラト・プレフ(ブルガリア)戦から、HBOと3試合の放映契約を結んでいる。フィラデルフィアに住む挑戦者を、「まるでロッキー・バルボアのようだ」と、持ち上げた。


WBC世界ヘビー級王者デオンタイ・ワイルダー(米)への挑戦権を持ちながら、クリチコ挑戦を決めたジェニングスは、19戦全勝(10KO)無敗。












クリチコの「個人的マネージャー」を肩書きにし、「K2プロモーション」を実質的に取り仕切るベルント・ボンテ(独)。





「新しい歴史を造る」と意気込んだジェニングスに対し、クリチコは余裕を持った大人の貫禄を見せた。





プレフ戦でのクリチコは、いつになく荒っぽいボクシングを見せ、力でKOに持ち込んだが、ヒヤリとする瞬間はあった。昨年末には第一子が誕生するも、兄弟のトレーナーを務めたフリッツ・シュドゥネク氏が亡くなるなどの出来事があった。チャンピオンは、決意も新たにこの試合に挑む事になる。

噂されるワイルダーとの王座統一戦戦実現へ向け、クリチコがどんなボクシングを見せるのかに注目。

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