GBP デラホーヤvsシェーファー / ファンマvs世界2位バルガス | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

元2階級制覇王者ファン・マヌエル・ロペス(プエルトリコ)が、7月12日(日本時間13日)、ラスベガス・MGMグランドで開催される、サウル・”カネロ”・アルバレス(メキシコ)vsエリスランディ・ララ(キューバ)戦のアンダーカードに出場。


WBO世界Sフェザー級2位にランクされるフランシスコ・バルガス(メキシコ)=19勝(13KO)1分無敗=と対戦することが決まった。

3月、ダニエル・ポンセ・デ・レオン(メキシコ)に勝って再浮上。「俺はまだ終わってないことを証明出来た」と勝利の喜びを口にしたファンマ=34勝(31KO)3敗=は、世界戦3連続KO負けで、トップランクとの契約もなくなっていたが、今度は”SHOWTIME”のセミファイナルに登場することになった。

”SHOWTIME”にカードを提供する、ゴールデン・ボーイ・プロモーションのトップ二人。リチャード・シェーファーとオスカー・デラホーヤの確執が表面化。先のメイウェザーvsマイダナ戦興行でも、握手は交わしたものの、この1ヶ月間まともな会話がないことをシェーファーが告白。


このカネロvsララ戦のプレスツアーから、デラホーヤが取り仕切ることがわかっているが、そのアンダーカードに関する質問を受けたシェーファーは、「デラホーヤに聞いてくれ」と、そっけない返事。

双方弁護士を立てての話し合いとなっている模様だが、デラホーヤはボブ・アラムと手を組んでビジネスをしていくことを示唆。シェーファーは、アラムとのビジネスには断固反対を唱えている。

また、スーパースターであり、自らのプロモーションを持つメイウェザーは、「シーェファーがGBPを離れるならメイウェザー・プロモーションに迎え入れたい」とコメント。メイウェザーらの代理人を務め、傘下に多くの有力選手を抱えるアル・ヘイモンと、シェーファーは親密な関係にあり、SHOWTIMEとの関係も強固。


シェーファーCEO。

スター選手としか契約しなかったヘイモンが、最近はその他の選手との契約を増やしているとの情報もあり、メイウェザー=ヘイモン=シェーファー=SHOWTIMEの線が、強く浮かび上がっている。

シェーファーとデラホーヤが決別した場合、デラホーヤはカネロ、マレス、ホプキンスらの、GBP契約選手を引き連れてHBOへ移籍。アラムとの関係を強くするという見方もある。

「数週間のうちには、決着をつけたい」(シェーファー)

果たして決着はどうなる?

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