23日、豪シドニーで予定されていた空位のWBAインターナショナルSウェルター級王座決定戦。シェーン・モズリー(米)vsアンソニー・ムンディン(豪)戦は、プロモーターがモズリーへのファイトマネーを用意できず急遽中止となった。
復活を果たしたモズリーは、今度のムンディン戦で100万ドル(約9800万円)のオファーを受けていたが、前金の30万ドルは受け取ったものの、残りの70万ドルが約束の期日までに支払われなかったことが原因。
50ドルから1000ドルに設定されていたチケットは、9000枚の売り上げを見込んでいたが、先週末の時点で1500枚しか売れていなかったことも、未払いにつながったと見られる。
モズリーは豪州入り後も、試合前の記者会見等でのマスコミへの露出を避けており、試合の開催を危ぶむ声が上がっていた。
地元でビッグネームを迎え撃つことに張り切っていたムンディンは、何も事情を聞かされていなかったようで、大きく落胆。
プロモーターを変更して、6週間以内に両者の戦いを実現させるという話もあるが、この辺はまだ流動的。