ボクシングvs紅白歌合戦・視聴率80%!へ挑戦! | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

一昔前の時代。大晦日といえば、家族みんなでNHK”紅白歌合戦”。昭和38年(1963年)のTV視聴率は脅威の81.4%。そんな時代にボクシングは、敢然と怪物番組に挑戦していた。

昭和39年大晦日には、東京と九州で生中継のボクシング番組が組まれている。


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福岡市九州電力体育館では、東洋フェザー級タイトルマッチ。王者 関 光徳(新和・上写真)vs挑戦者ロジリオ・トロンガリ(比)戦。放映はフジTV。フジTVの大晦日ボクシングは3年連続。

昭和37年は東洋フライ級タイトルマッチ。チャチャィ・ラエムファパー(タイ=チオノイ)vs海老原博幸(協栄)戦。海老原選手は判定で勝つのだが、チャチャイのオーバーウェイト(53.2キロ)により、試合はノンタイトル戦へ変更となっており、幻の東洋王座獲得となった。試合地は京都。

38年は関選手が、強豪 徐強一(韓国)の挑戦を受け、世界フェザー級王者シュガー・ラモス(キューバ→メキシコ)挑戦の前哨戦となった一戦で判定勝利を収めている。


”喝采”(1972年)でレコード大賞を受賞した歌手ちあきなおみ(1947年生れ)さんが、「芸能界へ入れば、憧れの関光徳選手に会えるかもしれない」からだったというほど人気があった関選手の2年連続大晦日登場は、その人気振りを大きく物語っているといえる。



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1964年日本に世界王者はいない。海老原選手は世界フライ級2位。ファイティング原田(笹崎)選手がバンタム級1位。関選手はフェザー級5位。小坂照男(帝拳)選手がSフェザー級2位にがんばり、渡辺 治 (興伸・現オサムジム会長)選手がSライト級1位にランクされていた。

大晦日のフジTVの紅白挑戦に乗ったのがTBS。昭和39年12月31日は木曜日で、『東洋チャンピオン・スカウト』(東洋=マツダの旧社名)の定期番組が放映される日である。



TBSは哲学書を読む異色ボクサー世界バンタム級5位斉藤勝男(暁→現全日本パブリック・上写真)選手と、世界同級4位ジョー・メデル(メキシコ)との一戦を予定していたが、メデルが病気で来日不可能となり、ピンチヒッターとして世界フライ級5位高山勝義(新日本木村)選手が出場することになった。

白井義男氏がそのナチュラル・タイミングにほれ込んだ斉藤選手は、”黄金のバンタム”エデル・ジョフレ(ブラジル)からダウン(ノーカウント)を奪った実績を持ち、その才能は大いに注目されていた。

そしてこの年9月、世界バンタム級2位ロニー・ジョーンズ(米)を鮮やかな3ラウンドKOに降し、世界の檜舞台へ躍り出る。比国遠征で不運な星を落とした以外は、国内無敵の21連勝(5分)を続けていた。


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いっぽうの高山選手(上写真左)はデビュー戦こそ判定負けしたが、全日本新人王獲得。ノンタイトル戦ながら日本王者斉藤清作(笹崎)選手破った星を含め22連勝中と勢いに乗る。

連勝中の世界ランカー同士の戦いは、世界戦並みに日大講堂での開催。フライ級の高山選手に相手が変更された斉藤選手は、「減量が心配」とされているが、勝って当然の試合と予想されている。

しかし、その心配が見事に当たってしまう。ウェイトが落ちない斉藤選手は、「ウェイトを作る自信がない」とジムからトンズラ。青くなった田中会長と木村会長は、互いに協力しあい、斉藤選手の立ち回り先を捜索。

高山勝義VS斉藤勝男・大晦日決戦・選手が雲隠れ!

ようやく見つけ出したのは試合2日前、血気盛んな若かりし田中会長も「怒る気力もなかった」という有様。怒る気力があったら、さぞ大変なことになっていたと思います。(~~)


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昭和40年1月3日の日大講堂には海老原選手(上写真)が登場。東洋フライ級王者中村 剛 (新和)選手と対戦。翌4日後楽園ジムには原田選手が登場。ボクシング界は好カードを提供し、世界王座獲得へ向け邁進していた。

昭和59年(1984年)大晦日の78.1%の高視聴率を最後に、”怪物”紅白歌合戦の視聴率は一気に下降戦をたどる。

昭和60年。日本国内で開催された世界タイトルマッチは、WBC世界Sフライ級王者渡辺二郎(大阪帝拳)選手が戦った2度の防衛戦のみ。日本のジム所属選手の世界戦は韓国で挙行された3試合を含め、僅か5試合のみ。いよいよボクシング界は、日曜午後の世界戦中継時代を迎えていくことになっていく。

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