日本拳闘倶楽部・ピストン・笹崎・白井・原田・・・ | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

大正10年(1921年)12月25日。日本ボクシングの父・渡辺勇次郎氏は、目黒区下目黒に日本初のボクシング道場”日本拳闘倶楽部”を発足させる。18歳で渡米、日本初の職業拳闘家として活躍し”4回戦王”の称号を得た渡辺氏は、15年ぶりの帰国であった。


①青少年の体育として申し分ない。

②やる者も、試合を見る者も、どちらも闘志を鍛えられる。すなわち、精神作興に役立つ。

③国際試合を行うことによって、国際親善が立派に実を結ぶ。

④選手が海外に遠征し、大活躍することで外貨を獲得できる。


「ボクシングは一石四鳥の国策スポーツだよ。これからうんとやらなきゃいかん」


渡辺氏は、「裸一貫で百万円を」。「世界選手権をわれらの手に」を宣伝文句に、新しいスポーツ、ボクシングの普及活動に精を出す。


渡辺氏がボクシングにのめりこむきっかけは、サンフランシスコで絡まれた不良に、腕に覚えのある柔道で立ち向かったところ、ものの見事に左右のストレートパンチをくらい、兜を脱がざるを得なかったことにあるという。


日本拳闘倶楽部からは、日本ボクシングの母といわれる荻野貞行氏。後に袂をわかつ岡本不二氏。中村金雄氏、下田辰夫氏、高橋一男氏、林国治氏、笹崎僙 氏、そして拳聖ピストン堀口 こと堀口恒男氏ら、そうそうたるメンバーが育ち、日本ボクシング界の発展に寄与することになる。


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“日本のボクシングの父”渡辺勇次郎関連資料ほか展示


日本ボクシングの草創期をたどる展示会が、秩父宮記念スポーツ博物館・図書館 にて開催されています。入館料は一般300円、高校生100円。開館時間は9:30~16:30(入館受付は16:00まで)。開催は12月26日(日)までとなっています。写真はとみぃ・は~んず さん提供。


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百万円どころか、今の時代でいうと1試合1億円以上に換算されるほど稼いだピストン堀口選手は、渡辺氏と同じ栃木県出身。地元での渡辺氏の興行に、素人飛び入り参加したのが、ボクシングとの出会い。


堀口選手と最後の世紀の一戦を戦った笹崎選手は、堀口選手に憧れてグローブをはめた。


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日本人初の世界選手権保持者白井義男氏。笹崎選手が引退後、心血注いで育てたファイティング原田選手は日本人二人目の世界王者になった。


写真一番下は、オリンピック史上初めて日本へメダルをもたらした田辺 清 選手(元日本フライ級王者)の獲得した銅メダル。 

 

プロ無敗。幻の世界挑戦者。「一番かわいそうはタナベね」(エディ・タウンゼント氏)でした。


青少年の体育として申し分ない。闘志を鍛えられる。


ボクシング普及の原点は、今も変わりませんね。

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