昨日の後楽園ホールは、ザ・カンムリワシファイトvol,35。”没後7年白井義男追悼試合”。メインには、女子のOPBFタイトルマッチがダブルで組まれた。
「白井先生の追悼しっかりやるんだから、具志堅さんは偉いよなァ」
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第1試合には沖縄ワールドリングの斉藤義仁選手が出場。これはピンチヒッター。
「プロテスト受かったばっかりでさァ、もうちょっと時間おいてからデビューさせようと思ったんだけど、具志堅がデビュー戦じゃなきゃダメだって、どうしてもって頼むからさァ」
原 有吉(白井・具志堅S)選手も今日がデビュー戦である。沖縄から一人で選手を連れてきている仲真会長。弟子の東悟氏が、ギリギリセーフでセコンドにやって来た。
試合は、ピンチヒッターが最終回KOで勝った。
「よし、いいぞ!。謙太、お前もしっかりやれよ」
★6/2 瀬藤vs笛木 後楽園ホール
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東日本新人王予選新垣翔太(白井・具志堅S)vs高橋謙太(協栄)の一戦は、具志堅会長からの要望でこの日に組み込まれた。新垣選手は、ボクシングマガジン誌に写真入りで取り上げられた優勝候補。18歳になったばかりの好選手である。
対する高橋選手。昨年の新人王戦では、試合中に「お前、広島帰れ!」と、大竹マネジャーを激怒させた試合をしでかし敗退。それ以来の試合となる。
「昨日(計量)、脅かしといたから。今日は最初から行くだろう。4回戦が最初から手を出さなかったらダメだよ」
元世界王者坂田健史選手、新日本Sフライ級暫定王者となった佐藤洋太選手。豪華なスパーリングパートナーにタップリ殴られながら、勉強して来た高橋選手。
「これ負けたら、田舎帰れないです」(;^_^A
「じゃあ、北の方でも行くか。仙台、八戸。ウ~ン、思い切って札幌行っちゃう。電話しといてもらうか」(~~)
「いや、行きません。勝ちますから」ヽ(`Д´)ノ
「だって、強いよ。とりあえず仙台あたりにしとくか」(~~)
「・・・・・。そうですねェ」(^_^;)
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内藤大助(宮田)選手のパートナーとして、白井・具志堅ジムへ出稽古の経験を持つ高橋選手は、新垣選手ともスパーをしている。「いい右、もらっちゃいました」。
坂田選手のミット持ってホールへ直行。すぐにバンテージ巻き。
「そろそろ、当たってもいい頃だよなァ。当たりますように」(~~)
「手出さなかったら帰るぞ。大竹さん、ほんとにタオル入れちゃうぞ。俺は知らんからな。練習してきたこと出せよ。大丈夫だから」
新垣選手を指導する中村先生は、私の現役時代の師匠。時間が経つのは早いものです。
試合開始。高橋選手、ゴングが鳴るや先、先で攻める。
「よし、今日はいいかもネ」(~~)
「ですね」(^^)
いきなり高橋選手の左カウンターがヒット。ダウンを奪う。
「オッ、当たった」(^^)
すぐに立ち上がる新垣選手。だが、まだ時間はタップリある。調子に乗った高橋選手がKO狙って攻めるが、新垣選手もよく応戦し、第1ラウンド終了。
「よし、いいぞ謙太!今までの試合で今日が一番良いぞ」
「この調子で先、先だぞ!」
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2回以降、新垣選手が逆転を狙って前に出てくるが、今日は逃げに入らず打ち合いでも引けをとらない。遠く赤コーナーから、中村先生の「打ち負けるな」の声が届いてくる。新垣選手の右強打には、逆転する力がある。
3、4回と体力的にも上回り試合終了。判定勝利。思いの他、ポイントは離れていた印象。
「40もいたのはビックリだね」(~~)
「ヨシッ、よくやった。今日はいい試合だったぞ!」
「ありがとうございました」
さわやかに挨拶に訪れた新垣選手。好青年である。
★6/2 瀬藤vs笛木 後楽園ホール
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「謙太、先行くからな」
シャワー室の扉を開け、声をかける。
今、戦い終えたばかりの両選手が、仲良くおしゃべりに講じている。なかなかいいもんです。
エレベーター前には3人の後姿が。まだ2試合終わったばかりだというのに、なにやらお見送り。「失礼します」。エレベーターに乗り込み振り返ると、それは白井・具志堅ジムスタッフの皆さん。思わず、目と目が合ってしまった。「ヤベェ、有力後援者」。(;^_^A
「今日はありがとうございました」
扉が閉まる。「もう終わったんですか?」
「アッ、今、具志堅さんのところと・・・」(^▽^;)
「・・・・・。」
扉よ早く明け。
「具志堅に悪いことしちゃったなァ」
「しょうがないですよ勝負ですから会長。具志堅さんは、そんなちんけなこと言いませんよ」
試合後、やはり勝った後のビールはうまい。仲真会長もご機嫌である。そこへ、具志堅会長が現る。
「キャリアの差じゃない」
「今日は先に当たっちゃったからですよ会長。いい選手なんだからこれからですよ。まだ若いんですから」
いかにも無念といった感じの具志堅会長。選手を思う気持ちは人一倍強い会長さんだ。
内藤選手を指導する野木トレーナーもやって来た。
「大竹さん、決まったんですか?」
「いや、まだわかんない」
「今度はリングの上で会いましょう。野木ちゃん」(~~)
大竹マネジャーのきつい切り返し。
「中村先生。また頑張ってくださいよ」(~~)
「お前に言われたくないよ、大竹!」ヽ(`Д´)ノ
中村先生、まだまだ元気であります。
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