パッキアオvsマルケス・セミ登場のタイ人ファイター | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

「今度パッキヤオの前座で試合するタイ人が練習来とるよ」


「強いんですか。名前は?」


「よ~わからん」


ハワイ・カカアコジム・オーナーのマサさんの話は、全くよ~わからんで、どこまでホントなのか半信半疑でタイ人選手の到着を待った。


「アレが試合しよるのよ」


「ヒー、イズ、ネーム」


タイ人の長い名前は聞き取りずらく。よ~わからん。しかし、聞くとWBO1位だという。ホンマかいな。ボクシング・ワールド誌を開く。あった、WBO世界フェザー級1位テルドサック・ジャンデーン。


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3月15日、パッキアオvsマルケス戦と同じプログラムでWBO王者スティーブン・ルエバノに挑むことになっているサウスポーだ。29勝(19KO)2敗。この2敗はホアン・グスマンとファン・マヌエル・マルケスに喫したものである。


ボビー・リチャードトレーナーの持つミットに力強いパンチをビシバシと打ち込むテルドサック。やる気である。


「もう一人は、スパーリングパートナーよ」


たいしたことないのかなァ~。


「WBAーNO.2。Sバンタムウェート」


オッ~、WBA世界Sバンタム級2位ソムサック・シンチャワンである。06年10月地元タイで現王者セレスティーノ・カバィェロと世界王座を争ったが、3回TKO負けの記録が残る。56勝(44KO)2敗1分。


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サウスポースタイルから繰り出されるパンチは重たそう。ボディが弱いとされるタイ選手にしては腹筋運動も入念。正面、サイドと計300回をこなしていた。こちらも世界を意識した言葉が掛けられる中、懸命の練習であった。


このままハワイで調整を続け、ラスベガス入りするというタイ陣営。今日はワイマナロのヨシダさんのジムまでスパーリングに出かけるのだと言う。両選手とも、大変真面目そうですね。


「あの二人凄いですよ」 


「アッ~、そう」


細かい事は気にしないマサさん。ミラー・ライトがやけに美味しそうに見えますねェ~。


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