亀田史郎氏”反則指示認める”ボクシング界引退！

「昨夜１０時過ぎ、史郎氏本人から職を辞したいとの連絡が入りました」

亀田家の総帥・亀田史郎氏は、協栄ジムを辞職、事実上ボクシング界から身を引く事になった。一番の問題は、世界タイトルマッチでの反則教唆。

亀田父がジム辞任＝大毅は謝罪会見を、興毅は試合自粛（時事通信）
亀田興毅が謝罪亀田父は辞職…謝罪会見（スポーツ報知）
亀田兄弟父史郎氏と決別（デイリースポーツ）

亀田家を代表して謝罪会見に現われた長男・興毅選手。金平会長も、興毅選手には、「かなり厳しい質問が来るぞ」と、念押ししていたというが、報道陣からはキツイ質問が飛ばされた。

「反則は指示したんですか」

「大事な質問です。はっきり答えて下さい」

「認めるのか」

「はい」

興毅に聞く（スポーツ報知）

「１ラウンドからよく覚えていない」

世界タイトルマッチ。大舞台でセコンドに付いた興毅選手も舞い上がっていた。まだ２０才の現役選手、まして選手は実弟である。平常心が保てないのも理解出来る。

史郎氏も、他にアドバイスするすべがなかったのだろう。反則行為以外は、おとなしい試合を演じてしまった大毅選手。もちろん内藤選手のテクニックが、大きく上回ったという事もあるが、戦局を打開するには、何かが必要だった。

それが反則行為であってならないのは必然である。

協栄ジム・大竹マネジャーは、ピンマイクを付けてセコンドに上がる。もちろんＴＶからの要望であり、ファンが喜んでくれるのならという心意気の現われである。

それは、もう何十回と世界タイトル戦のリングをこなしているキャリア、自信から来るものである。南アフリカ、タイ、フランス、米国、韓国等、海外での経験もたくさんある。

それでも、心配な事は心配なのであります。(~~)

「俺も、変な事言っちゃう時あるからなァ」(~~)

興毅選手、大毅選手が、選手として練習し、勉強する事と共に、チーフ・トレーナーの史郎氏も、セコンドの立場を勉強する機会が必要であったと思います。

自信とキャリアは別物ですね。

興毅選手も３ヶ月間の試合出場自粛。大毅選手は、練習再開時に改めて謝罪会見。

今後の練習は協栄ジムで行なう。しかし、その詳細は決まっていない。

パフォーマンスは好みの問題であって、好き嫌いはそれぞれあるだろうから、それは判定してもらえばいい。しかし、常にフェアであってほしいと思う。

興毅選手謝罪は「一歩進歩」＝渡海文科相（時事通信）

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アリとフレージャー。３度も戦い、その度に死闘を演じた。二人は、試合の度に激しく罵り合ったが、試合が終われば親友だ。

ついさっきまで殴りあっていた４回戦ボクサーが、医務室や、シャワー室で顔合わせ、勝敗に係わりなく、互いに親近感を抱くのが、私の見てきたプロボクシングの世界である。

「相手、なんか言ってたか？」

「泣いてました」

「でも、次、頑張ってくれって」

「そうだな、相手の分も頑張れよ」

皆さん、ありがとうございます。－　感謝　－【女子ボクサーのハワイ・カカアコジム日記】

そんなプロ叩き上げの男。元ＷＢＡ世界ミドル級王者・竹原慎二氏とは同郷。竹原氏のお父さんから協栄ジムを紹介された、ＷＢＡ世界フライ級チャンピオン坂田健史選手が、１１月４日Ｖ２戦に挑みます。

竹原氏からも熱いエールを送られている坂田選手。

坂田が協栄ジムの名誉挽回へ正々堂々宣言（日刊スポーツ）

協栄ジムと、ボクシング界の名誉回復を背負って戦います。皆様、ご声援の程、よろしくお願い申し上げます。