ガッツ石松氏もお祝い・上原康恒WBAチャンピオンベルト

２１日、軽井沢プリンスホテルウエストで、元WBA世界Sフェザー級王者・上原康恒（協栄）氏のWBAチャンピオンベルト披露パーティーが盛大に行なわれた。

昭和５５年８月、米デトロイトでロングラン王者サムエル・セラノをノックアウトし、タイトルを強奪した試合テープが流される中、開演。

見事な右フック一発のKOシーンに、大きな拍手が沸きあがる。全く効いてしまったセラノは、頭をほんの少し持ち上げただけ、見事なカウンター。

後年、「当たっちゃたよ」と笑っておられましたが、まさに運命を決した一発でした。

各界からの出席者は２５０人。中でも一番人気は、元WBC世界ライト級王者ガッツ石松氏。

この朝８時からの、NTV”ザ・サンデー”に出演。元世界王者の輪島功一氏、薬師寺保栄氏らと緊急座談会を展開。亀田問題を斬った。

元チャンプたちが亀田親子を斬る「反省ならサルでもできる」（産経新聞）

何気にやってるなと思ってましたが、午前１１時過ぎには軽井沢に姿を現した石松氏。大きな待合室、ちょうど入り口に立ってた私と目と目がバッタリで、ご挨拶。

同年代の石松氏と上原氏。年齢は石松氏が１才年長で、プロ叩き上げの石松氏は昭和４１年（１９６６年）のデビュー、アマ王者からプロ入りした上原氏は昭和４７年（１９７２年）ハワイでデビューしている。

「よくスパーリングもやりました」

「私は外国では勝つ事が出来ませんでした」(~~)

亀田問題もチクリ。大いにうけた石松氏のスピーチ。

沖縄の後輩・V１３王者・具志堅用高氏からはお祝いの花が寄せられ、具志堅氏の王座を引き継いだ渡嘉敷勝男氏は大いに場を盛り上げる。

「トカシキ君の答えは、・・・」(~~)

トカちゃんも人気ありました。石松氏と並んだテーブルには、記念撮影隊が引きもきらない。

「俺も頭使ってるんだけどなァ～」(~~)

「もっと努力しとけばよかったよ」(~~)

との事であります。後悔先に立たず。(~~)

試合を２週間後に控えるWBA世界フライ級チャンピオン坂田健史選手からは、師匠大竹マネジャーとの連名で祝電が寄せられた。大竹マネジャーは、長らく上原さんのスパーリング・パートナーを務めていた。

同じく元WBA世界Sバンタム級チャンピオン佐藤　修　氏からの、「上原先輩、今後もご指導よろしくお願い申し上げます」との祝電も披露されていました。

皆さん、ありがとうございます。－　感謝　－【女子ボクサーのハワイ・カカアコジム日記】

渡嘉敷氏の右は元アマ王者三浦氏、続いて元世界王者星野氏、元OPBF王者石井広三氏。上原さんは、石井選手をコーチしてた時期がありました。

CDも出している上原氏の歌、北島三郎さんの弟子・たかみ　のりこさんの歌謡ショーもありで盛りだくさんの宴は３時間以上にも及んだ。

上原さんご夫妻は今年結婚２５周年の銀婚式。痛烈なお祝いの言葉が飛んでました。(~~)

「まさかここまで持つとは、思っていませんでしたねェ～」(~~)

「そろそろ今年限りという事で」(~~)

「お父さんごめんなさい。あの時は嘘言いました。友達と一緒に旅行だなんて」(~~)

単身デトロイトまで応援に出かけた美穂夫人。当時、会長はじめ、関係者は誰もその存在を知らなかったそうだ。

「やけに声がでかい女の子が応援してくれてるなァ」(~~)