「もう自分に集中しとけ」控え室モニターで流れる、良き先輩佐々木基樹選手の戦いぶりを気にしている坂田選手へ、大竹マネジャーが厳しく一言。
「勝者、青コーナー・・・・」次ぎは自分の出番。ハッキリ言って人の事は気にしていられない。我々も考えない、結果が出てしまった事に対しては・・・。
メインの赤コーナーに上がってみて、その混乱振りは理解できた。赤コーナキャンバスは水浸し、うがい受けにはボトルがそのまま。飛び散った血の塊も・・・。大変な試合だったんだなぁと、理解する。早速リングを拭き、新たな勝負に挑む。滑ってもダウンですからねェ~。(~~)
斉藤憲一VS児島芳生(明石)の8回戦。5回途中、ヒルマ先生から「ポイント大丈夫でしょうかねェ。心配なんですよ」とクエッション。ゾンビのようにガンガン前に出てくる児島選手。有効打は貰っていないが、その印象が心配。ジャッジ席を見ると、皆難しい顔をしている。(~~)
4、5回とやや後退気味の斉藤選手。「次、どやして行かせた方がいいな。スタミナあるのか」「大丈夫です」「だったら行かせろ」「ノウガキいいから行って来い。ポイント取って来い」「打ったらサイド、打ったらサイドの繰り返し。ミットだと思って打って来い」
続く7回も、”激しい”アドバイスに反応しポイント取ってきた斉藤選手。ラストラウンドを前に、「次、あの野郎ひっぱたいてやれ」「ひっぱたいて気合い入れてください」選手のほうから言って来た。これなら大丈夫。何回も気合入れてたなぁ、ヒルマ先生。一発でビシッと行かなきゃ(~~)
心配した採点も、染谷78-76 住吉79-76 山田79-75で3-0勝利。10戦全てが判定勝負。「斉藤と判定はセットです」も、そろそろ笑えない。(~~)
この試合斉藤選手の79,78は大いに理解できます。前には出てくる児島選手でしたが、ヒットが少なかった。しかし、迎え撃つ斉藤選手も、打っても音がしないパンチで、ヒルマ先生心配に。(~~)
城座治隆選手・1勝(1KO)2敗はF・Iジム年見口尊司選手・1勝と対戦。最初から最後まで激しい打撃戦を展開。結果は両者痛み分け、ドローとなりました。染谷38-38 山田39-38 浅尾38-39。見ていて気持のいい試合でした。これくらいやってくれるとヒルマ先生も嬉しいでしょう。
2連敗でもう後がない。その気迫は伝わってきました。大竹マネジャーも大変ほめて「もう一回アイツとやるか」「ハイ」「よ~しわかった。直ぐ付けてやる。昨日はいい試合だった、頑張れよ」
「こういう気持がなきゃダメだよボクサーは」初めてほめられたかなぁ、城座選手。連敗で落ち込み気味だったチケット販売も復活の兆し。「今日は祭日で良かったです。次は、もっと来てくれるでしょう」
チーム○○(~~)の城座選手、今は一人になってしまったようですが、やり続ければ結果は付いて来るものです。次こそ勝利だ!
昨日の試合結果詳細はこちらを参照。
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